トップへ

オバマ元大統領の本音 「トランプはただのホラ吹き」

2017年05月18日 16:44  Techinsight Japan

Techinsight Japan

オバマ氏は、後任のトランプ大統領をどう思っているのか
アメリカ大統領として8年間活動し、後任にはヒラリー・クリントン氏が選ばれることを望んでいたバラク・オバマ氏。しかし選挙戦を勝ち抜いたのは様々な過激発言で物議を醸したドナルド・トランプ氏で、この結果にはオバマ氏も大変驚き困惑したはずだ。その後トランプ氏は大統領に就任したが、彼の“リーダーぶり”をオバマ氏はどう評価しているのか。

昨年行われたアメリカ大統領選を勝ち抜き、まさかの当選で世界中をどよめかせたドナルド・トランプ氏。バラク・オバマ氏は電話でトランプ氏に祝福の言葉をおくったが、トランプ氏はそれまで散々批判していたオバマ氏につき「尊敬しています」などと言葉を返したという。その日の様子を知るオバマ氏の友人らによると、彼はトランプ氏の態度が翻ったことに呆れてこのように言い放ったのだ。

「彼は、ただのホラ吹きだ。」

またこの友人らは米『PEOPLE』の取材に応じ、オバマ氏の“トランプ大統領評価”をこう明かした。

「(ホラ吹きと言い放った頃の評価に比べ)まったく良くはなっていません。」

また別の情報筋は、こう話している。

「バラクは、(新大統領就任から)これまでの状況を見て非常に心配しています。」

しかしオバマ氏は楽観的な性格で、国民がただ黙認するのではなく行動を起こしたことに鼓舞しているという。

ちなみにオバマ氏本人は「これもあれもダメ」といったトランプ批判は控えたままだが、長年の友人はこう説明している。

「元大統領としての役割を、バラクは大事にしています。それに元大統領は、後任の下す決断にいちいちコメントすべきではありません。」

というわけで、オバマ氏は今も変わらずトランプ氏につき「とんでもない嘘つき」と考えているもよう。またトランプ大統領の政治に失望した国民は多く、先日は「就任から115日で支持率が40%を割り込むところまで落ち込んだ」とも報じられたばかりだ。長い任期の残るトランプ大統領だが、最後まで国の指揮を続行できるのか。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)