2017年5月18日
プレスリリース
シャルル・ルクレール、FIA F2スペインGPレース2で4位入賞
ドライバーズランキングトップを維持
スペイン カタロニアサーキット
FIA F2選手権ラウンド2 スペインGP。シャルル・ルクレールは日曜日のレース2、スプリントレースに於いて価値のあるポイントを獲得しました。
ルクレールは土曜日のレース1を勝利した結果、リバースグリッドの規定により8番手からのスタート。決勝では素晴らしいバトルを展開し、エクセレントな4位を獲得できました。
フェラーリ・ドライバーズ・アカデミー(FDA)ドライバーのヤングルーキー、モナコ人のルクレールは何台かのライバルのクルマに対し無駄なリスクを取らずにオーバーテイク。安全かつ着実にゴールへとマシンを運びました。
この結果、彼はドライバーズチャンピオンシップポイントにおいてトップを維持し、開幕戦バーレーンから引き続き選手権をリードすることとなりました。
もう一人のFDAドライバー、イタリア人のアントニオ・フォーコ。この才能溢れるイタリアンヤングドライバーにとっては失望するしかない1日となってしまいました。
14番グリッドからスタートしたアントニオは素晴らしいスタートを見せ、前方のマシンを掻き分けて一気に抜き去り、コースを半周もしないターン6までにルクレールに次ぐポジションにまでジャンプアップ。
大きな期待をもたせたその直後、マクラーレンのデベロップメントドライバー#18ニック・デ・ブリース(ラパックス)と接触。1周も走らずに戦列を離れることとなってしまいました。
プレマ・セオドールレーシングはチームポイントで現在75ポイントを稼ぎ出し、チームランキングのトップを維持しています。
次戦、FIA F2第3戦は5月25~27日にモナコで開催されます。
ドライバーコメント
#1 シャルル・ルクレール
とても良い展開ができたレースでした。そしてクルマもとても速かった。
しかし#8アレクサンダー・アルボン(ART)と#4グスタフ・マルジャ(レーシングエンジニアリング)のオーバーテイクにけっこう時間が掛かってしまいました。
もう少し早くオーバーテイクしていたら、もっと良いリザルトになっていたかもしれないですね。
しかしそこは気にするポイントでは無いですよね? レースに“もしも”はないし、もしそれがあったなら僕は連戦連勝していますよ。現実的にはそんなことは無い。
全体的に言えばとてもポジティブな1日でした。今のこの好調の波をモナコに持って行き結果を出します。
僕はモナコ人だから次のモナコグランプリはホームレースになるので、すべてをそこに集中して臨みます。
#2 アントニオ・フォーコ
良いスタートでしたがターン7で接触してしまいクルマがスタック。そこで僕のレースは終了しました。
14番グリッドからたった6つのコーナーでシャルルの真後ろまでポジションを上げていたのにとても悔しいです。
この週末は僕にとっては本当に厳しいレースウイークエンドでした。今は頭を切り替えて次のレースにフォーカスをし、本来自分がいるべきポジションに戻れる様に頑張ります。