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強風もアロンソにとっては成長の糧。ピットストップ練習にも挑戦

2017年05月18日 09:32  AUTOSPORT web

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笑顔を見せるフェルナンド・アロンソ
インディ500の参戦しているマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソ。強風に見舞われたプラクティス3日目も学習の一日だったと振り返る。

 プラクティス3日目が行われた17日。午前中にはアンドレッティ・オートスポートのチームカンファレンスにチームメイトたちと出席したアロンソは、「起きることなく眠れることができた」と体調が戻ってきたこともコメントし、午後のプラクティスに挑んだ。


 この日は風速32km/hの風が吹く難しいコンディションとなった。アロンソは、6時間のセッションで39周を走行し219.533mphを記録。プラクティス3日目を4番手で終えた。

「トリッキーだったね。みんなはほとんど走らなかったけど、僕にとってはどんなコンディションもいいレッスンだよ」

「今日は強風でドライブする方法や、コーナーから次のコーナーでのセットアップの仕方を学べた。すべて計画通りにいったよ。チームは、後部やエンジン、チューニングなどいろいろテストして走っていたと思う。だから生産的な一日だったんじゃないかな」と振り返るアロンソ。


 プラクティスの途中にはピットストップの練習にも初挑戦した。

「僕たちは、途中何度かピットストップの練習も行った。僕だけでなくチームクルーのためにもね」

「どのように速いレーンや遅いレーンにアプローチするか、彼ら側からも自分側からも何個からも学習しあうことができた。練習では問題ないけど、レースでは33台のピットがあるから渋滞も起きるだろうね」

 F1スペインGPからプライベートジェットで深夜にインディアナポリス入りしたときも空港にファンが待ってるなど、アメリカでのアロンソへの関心が高まっているが、インディアナポリスでの経験を楽しんでいるとアロンソは語る。


「間違いなく、僕は楽しんでいるよ。ファンからも多くの支持をもらっている。ピットレーンやガレージなどここでは僕たちにとても近いんだ」

「どこへ行くにも彼らはついてくるように感じるよ。ほかのドライバーはそれをうまく使っているんじゃないかな。僕が行くまで彼らは待っているから、ドライバーたちは問題なく進むことができる」

「それはそうさ。僕はここでは新しいドライバーだし、彼らは初めてのサインを必要としている。でも明日彼らが2回目のサインを必要しないといいんだけどね」