トップへ

藤井道人監督作『光と血』予告編公開 ハンブルク日本映画祭でワールドプレミアも

2017年05月17日 20:53  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)2017 BABEL LABEL

 6月3日に公開される藤井道人監督作『光と血』より、予告編が公開された。


動画はこちら


 本作は、『オ―!ファーザー』『7s/セブンス』の藤井道人監督が、長年撮りたかったテーマを完全自主映画体制で手がけた、喪失と再生の物語。いじめらっれ子を守る心優しき女子高生・光、3年間の交際を経て、恋人と婚約した青年・陽、被災地にボランティアへ通う青年・健太とその姉・マナの絡み合う運命を描き出す。


 このたび公開された予告編では、“当たり前にそこにあった幸せをある日、全て失ったとしたらーー”というテロップとともに、事故によって最愛の弟を無くした女、通り魔殺人によって婚約者を失った男、性的暴行を受け心を閉ざした少女ら、様々な喪失を経て光を見つけ出そうとした登場人物たちの断片が映し出されている。


 また、5月31日から6月4日(現地時間)にかけて、ドイツ・ハンブルクにて開催される第18回ハンブルク日本映画祭のオープニング作品として、ワールドプレミアされることも決定。映画祭から藤井監督作品へのコメントも寄せられている。


【第18回ハンブルク日本映画祭からの作品についてのコメント】


『光と血』
JFFH 18thのオープニング作品として封切りとなる藤井道人監督作品『光と血』は私たちを感激させてくれた。壊れやすい無辜を緊張感漂う幾重もの層の物語によって描いたドラマである。


『7s/セブンス』
観客の皆さん、映画を作る難しさと時に迫られる決断を感じてみよう。(感じることが出来る映画である、どちらでも)泣けて、笑える藤井監督自身の経験を元にした1本である。


『けむりの街の、より善き未来は』
藤井道人監督によるサスペンスに満ちた『けむりの街の、より善き未来は』は、映画を学ぶ二人の学生が東京のヤクザのドキュメンタリーを撮るのに奮闘する物語である。


(リアルサウンド編集部)