F1公式タイヤサプライヤーのピレリが、第6戦モナコGPにおける各ドライバーのタイヤ選択を発表した。
2017年シーズンからタイヤサイズが大幅に変更されたため、開幕5戦はピレリがすべてのドライバーに対して同じ内訳のタイヤセットを供給してきた。しかし今週末に開催される第6戦モナコGPからは、昨年と同じように各ドライバーがレース週末に使用するタイヤセットの内訳を自分で選択できるようになる。
モナコGPのためにピレリが選択したのはイエロー・ソフト、レッド・スーパーソフト、そしてパープル・ウルトラソフト。全員が決勝用に取っておかなければならないのはスーパーソフト1セットおよびソフト1セットで、このうち少なくとも1セットは決勝で使用する必要がある。
予選Q3用にキープしておかなければならないのはウルトラソフト1セット。Q3に進出したドライバーは予選後にこのセットをピレリに返却しなければならないが、他のドライバーは決勝用に取っておくことができる。
各ドライバーともにウルトラソフトを重視し、10セット前後を選択している。なかでもレッドブル、ウイリアムズ、そしてルノーの6人は最多となる11セットのウルトラソフトを今週末使用する。
インディ500に参戦するマクラーレンのフェルナンド・アロンソの代役として1戦限りで復活するジェンソン・バトンのみ、ソフトを2セット選択した。