2017年5月16日
プレスリリース
フェラーリ・ジュニア ルクレール、FIA-F2スペインGPでバーレーンに続く連続ポール、2連勝を達成!
スペイン・カタロニアサーキット
FDAフェラーリ・ドライバー・アカデミーのシャルル・ルクレールは素晴らしいパフォーマンスを見せ、二戦連続ポールと二連勝を決め、自身のフィーチャーレース、初の優勝を決めました。
モナコ人ドライバーのシャルル・ルクレールとチームメイトのアントニオ・フォーコは、開幕戦バーレーンに続くこのスペインGPのレースウイークエンドでも好成績を残すべくカタロニアサーキットに入りました。
しかし優勝したシャルルほどフォーコの方はうまくいかず、レースでは他車との接触でペナルティーを受け14位に沈みました。
コースのコンディションとタイヤのライフを考えてチームは他のチームが4~6周を回ったところでコースイン。
20歳のイタリアンドライバー、アントニオはフリープラクティスの開始直後からメカニカルトラブルが発生し、ほとんど走れないまま予選を迎えることとなりましたが、何とか8番グリッドを確保。
そのなかでシャルルは2回のアタックでシッカリとポールポジションを決めることに成功しました。
レースでもシャルルは6周目終了時点でタイヤ交換の為ピットストップ。その後、コース上で止まる車輌が出てセーフティカーが出るなど荒れたレース展開のなか、着実にポジションを回復していきました。
このレースの結果、二人のF2ルーキードライバーはドライバーズランキングで1位と12位、同時にプレマセオドールはチームのランキングでトップのRUSSIAN TIMEに次いで3点差の2位となりました。
コメント
テディ・イップJr.
「どこの部分から話せば良いんだろう。とても素晴らしいレースウイークエンドをスタートできたよ」
「ポールポジションと優勝でスタートでき、これはチームの戦略とシャルルの個性や能力がうまく噛み合った結果だと思っている」
「明日のレースで更にファンタスティックなことが起きるように期待しようよ」
#1 シャルル・ルクレール
「ハードなレースでした。スタート前に無線が聞こえたり聞こえなかったりで意思疎通に問題が出てグリッド上で作戦を練り直し、スタート直前にクリアな状況にしました」
「オプションタイヤでスタートし、次にプライムタイヤを選択しました」
「オプションタイヤのコンディションはまぁまぁ良くて、もし無線でそれが伝えられる状況であれば、あと1~2周走ってからピットに入っても遅くはなかった。そのくらいの良い状態でした」
「しかし無線が聞こえなかった為、当初の予定通り、6周目が終わってからピットに入ってタイヤを交換し、後半のパート2へと向かいました」
「その後、僕は自分の仕事に集中し、タイヤにダメージを与えない様に最大限、注意をしながら走りました」
「最後は全てがうまく噛み合い、この選手権の初めてのフィーチャーレースの優勝が飾れました」
#2 アントニオ・フォーコ
「難しいレースでした。最初、スタートは良かったのだけどフロントウィングを壊してしまった為、1周目を終わった段階でピットに戻りました」
「その後、SCが入ったことにより他車とのギャップは少し縮められました」
「しかし全体的に自分のペースは上がらず、リカバリーをするには至りませんでした」
「さまざまな問題が複合的に絡まってのこの状態ですから、もう少しデータを分析して原因を掴み、スプリントレースに反映できる様にします」
セオドールレーシング公式サイト:www.theodoreracing.com