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鬼龍院翔、楽曲制作への恋愛の影響を語る「彼女ができると曲が作れなかったことがある」

2017年05月17日 12:03  リアルサウンド

リアルサウンド

鬼龍院翔『オニカバー90's』

 笑福亭鶴瓶がMCを務める『チマタの噺』(テレビ東京)5月16日放送回に、鬼龍院翔がゲスト出演。作詞作曲のプロセスや新作アルバムへの思いを語った。


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 休みの日でも仕事のことを考えているという鬼龍院は、「フラフラっと飲みに行った時に、隣に座っている人が彼氏の愚痴を言っているとか、そういうのを聞くのが好きなんですよね。そういった人間のすったもんだとかを聞いていると歌詞になる」と作詞のプロセスを明かした。さらに家に人が居ると落ちつかないため同棲はできないと続け、「物を作ろうとしている時に横槍入れられたくない。あと変な話なんですけど、彼女ができると曲が作れなかったことがあって」と恋と音楽の密接な関係を語った。


 そこから話は鬼龍院の恋愛話へと移り、「僕がちょっとひねくれてねじれているのか、綺麗な女性を見ると悲しくなる」と独自の考えを主張。歌番組で共演するアイドルについても「どうせ僕の先にいるジャニーズさんしか意識してないんだろうなとか」「綺麗な人を見ると完全に別の世界の人だなって実感するんですよ」とネガティブな一面を垣間見せた。


 笑福亭鶴瓶が「作曲もするんやろ?」と質問すると、鬼龍院は「鼻歌的な感じでスマホのボイスメモに入れて、家に帰ってそれを聞き返して紙とペンとギターで」「コードを当ててメモして曲を作っていく感じです。そこから後はパソコンにその曲を打ち込んでいく」と作曲方法を語った。さらに「カラオケでよう歌われたやろ?」と鶴瓶が問うと、「カラオケランキングで1位が続いたことがあって。その時の印税はすごかったです」と明かした。


 続けて、鬼龍院は以前は歌うのが苦手だったというエピソードを語る。「もともと音楽は好きだったけど、自分は音痴であると思い込んでいて、歌も苦手だと思い込んでいた」と過去を振り返る鬼龍院は、中学時代に友人とカラオケにいくようになり、「そんなに下手じゃないよって友人が少しずつ言ってくれて。どんどん歌うのが楽しくなってきて、バンドをやりたいなと思うようになりました」とミュージシャンとしての始まりを語った。


 さらにトークは5月24日にリリースする『オニカバー90’s』の話題に。90年代J-POPが大好きだと語る鬼龍院は「あの懐かしさみたいなものを、僕は音楽で表現しようとしている」と前置きし、「『女々しくて』も懐かしさを大事にしているんですよね」とヒットナンバーの成り立ちを語った。「ビジュアル系の人は若い世代が多くて、90年代の曲を知らない人が多いんですよ。この曲良いから聴いてみてくれよ、ということでリリースさせてもらいました」とカバーアルバムのコンセプトを明かし、「CDってファンしか買わないグッズみたいな位置づけになっているので、そのCDを通して若い世代の方が曲を知ってくれたらな」と新作に込めた思いを告白した。


 次回5月23日の放送では、前田敦子がゲスト出演する。(向原康太)