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『犯罪症候群』第2期に木村多江、板尾創路ら 谷原章介は「職業殺人者」に

2017年05月17日 11:32  CINRA.NET

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左から木村多江、野間口徹、手塚理美、板尾創路
連続ドラマW 犯罪症候群 Season2』の追加キャストが発表された。

東海テレビとWOWOWの共同製作により、現在東海テレビ、フジテレビ系全国ネットで放送中の『犯罪症候群 Season1』。玉山鉄二が主演を務め、谷原章介、渡部篤郎が共演している。

6月11日からWOWOWで放送されるシーズン2では鏑木護役の谷原が主演。未成年者に恋人を殺された過去を持つ鏑木は、シーズン1では玉山演じる亡き恋人の兄・武藤隆に寄り添う存在だったが、シーズン2では復讐心にとりつかれた「職業殺人者」としての裏の顔が明らかになるという。

新たに出演が明らかになったのは、旧知の仲の鏑木と同じく未成年者に恋人を殺された過去を持ち、「少年犯罪を考える会」の会員である矢吹響子役の木村多江、同級生のリンチで息子を亡くした梶原智之役の野間口徹、臓器移植が必要な息子のためにドナーを探し続けている看護師・小島和子役の手塚理美、少年犯罪被害者の遺族団体「少年犯罪を考える会」代表・牧田浩文役の板尾創路。木村と板尾はシーズン1の最終話にも登場する。

■木村多江のコメント
大人のドラマが始まる、と思いました。
深い怒りと悲しみに覆われたこのドラマに、私の中に生まれた憤り、怒りと狂気を、ぶちまけようと腹をくくりました。
苦しく吐きそうな日々になるでしょう。
でも皆さんの心にも何かが引っかかって欲しい。
何かが変わる一歩のために、身を削るつもりです。

■野間口徹のコメント
子供を持つ親にとって、これほど辛い役は無いと思います。
復讐で心が晴れることなど皆無だと判っていても、実際に自分の子供が被害に遭ったとしたら、冷静でいられる自信がありません。
被害者ゆえの苦悩、葛藤、加害者へと転じてしまう危うさを、出来る限り理解し、丁寧に演じていければ良いなと思っています。

■手塚理美のコメント
まず、企画書を読み、WOWOWさんと東海テレビさんとのコラボ企画ということに興味を持ちました。内容がとても面白い!
そして台本を読ませていただき、ますます面白い!と。とんでもない内容(笑)
なにより、私がオファーいただいた小島和子という女性像に惹かれました。
息子のために、息子の命を守るために、いとも簡単に殺人を犯していく女性..。
息子の命が助かるのかまったく保証もないのに...。
でも、こういう母親の愛というのもあるのかもしれない...。
いろいろな役を演じてきましたが、こんな女性の役は初めてで、この役をオファーしてくださったことも大変嬉しく思いますし、撮影に入ることを今からとても楽しみにしております。

■板尾創路のコメント
またもWOWOW連続ドラマWに参加出来て光栄に思います。脚本を読んで、心の襞が震えました。
何が悪で、何が正義か?現代人に突き付けるテーマの様に思います。
近い将来に、このドラマの様な事件が本当に起こるのではないかと恐怖さえ感じました。
今回は役を創っていくだけでは無く、色々と自分自身にも語りかけていく事になりそうです。