2017年5月15日
プレスリリース
ポルシェ・モービル1スーパーカップ第2戦、バルセロナ
アメルミューラーがランキング首位
ドイツ.ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:オリバー・ブルーメ)のポルシェ・モービル1スーパーカップのシーズンがバルセロナ近郊のカタロニアサーキットにおいて開幕いたしました。
F1レースのサポートレースとして25年間にわたり開催されてきたポルシェ・ワンメイクカップシリーズでは、31名のドライバーが485PSを誇るニューポルシェ911 GT3カップで戦います。
日曜日に開催された第2戦では、土曜日のレースでポルシェ・ジュニアのデニス・オルセン(ノルウェー/ヴァルターレヒナーレーシングチーム)とダニエル・カミッシュ(レヒナーMSGレーシングチーム)を2位と3位に従えて優勝を飾ったミハエル・アメルミューラー(ドイツ/レヒナーMSGレーシングチーム)が連勝を果たしました。
日曜日にはオルセンが同じくポルシェ・ジュニアのマット・キャンベル(オーストラリア/ファッハオートテック)を押さえて2位でゴールしました。
アメルミューラーは、この2勝によってドイツは新設されたネーションズリーグのトップに立ちました。
「最高の結果でした。終盤にデニスから大きなプレッシャーを受けましたが、ミスもなくゴールまで首位を守ることができました」とアメルミューラーは述べました。
特別席の観客は、劇的な第2戦に興奮しました。ポルシェ・ジュニアのキャンベルがポールポジションからスタートしますが首位を守れず、1周目でカミッシュにフロントを譲ります。
その後、巧みなオーバーテイクによってアメルミューラーがトップに立ち、カミッシュは4位に後退します。続く12周にわたって、アメルミューラー、キャンベル、オルセンの3人が先頭集団を形成し、あらゆる戦術を駆使し、戦いを繰り広げました。
「レコードラインを外して誤ったライン選んでしまったため、順位を落としました。その後は挽回すべく頑張りました。2度の2位はすばらしいシーズンの開始です」とオルセンは述べました。
ジュニアの僚友のキャンベルも喜びの言葉を述べています。「全てがうまくいったわけではありませんが、3位に入れてうれしく思っています。初めてのスーパーカップで良いレースができて満足しています。今後のレースが楽しみです」
カミッシュはアメルミューラー、オルセン、キャンベルに次ぐ4位でした。2シーズン目のスーパーカップとなったディラン・ペレイラ(ルクセンブルク/レヒナーレーシングミドルイースト)は、これまでの最高位の5位、ゲストドライバーのトム・オリファント(イギリス/レヒナーレーシングミドルイースト)は6位でした。
アマチュアの首位はロア・リンドランド(オランダ/ MRSカップレーシング)でした。ネーションズリーグでは、ドイツが11戦中2戦終了時点において40ポイントでトップ、ノルウェーが36ポイントで2位、イギリスが3位(30ポイント)、オーストラリアが4位(28ポイント)です。
ポルシェ・モービル1スーパーカップの第3戦は伝説のモナコサーキットで行われます。この3.340kmの公道サーキットは、特に珍しいパドックの位置によってシリーズのハイライトとなり、ヘリポート脇の常設サーカステント、シャピトー・ド・フォルトヴィエイユの大テントの下に全ての車が並びます。
「残念ながらまだモナコで優勝を飾ったことがありません。今年は予選で幸運に恵まれれば初勝利を獲得したいですね」と、トップランキングでモナコに挑むアメルミューラーは宣言しました。
レース結果
第2戦、バルセロナ
1.ミハエル・アメルミューラー(ドイツ/レヒナーMSGレーシングチーム)
2.デニス・オルセン(ノルウェー/ヴァルターレヒナーレーシングチーム)
3.マット・キャンベル(オーストラリア/ファッハオートテック)
4.ダニエル・カミッシュ(イギリス/レヒナーMSGレーシングチーム)
5.ディラン・ペレイラ(ルクセンブルク/レヒナーレーシングミドルイースト)
6.トム・オリファント(イギリス/レヒナーレーシングミドルイースト)
7.フィリップ・モラン(スイス/マルチネット・バイ・アルメラス)
8.ダニエレ・ディ・アマート(イタリア/ダイナミックモータースポーツ)
ネーションズリーグ
1.ドイツ、40ポイント
2.ノルウェー、36ポイント
3.イギリス、30ポイント
4.オーストラリア、28ポイント
5.ポーランド、23ポイント