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F1スペインGP最終盤でマグヌッセンと接触したクビアト、「非は相手にある」と主張

2017年05月16日 14:53  AUTOSPORT web

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接触はあったものの、クビアトは開幕戦以来のポイントを獲得
F1スペインGPでの接触に関して、トロロッソのダニール・クビアトは、ハースのケビン・マグヌッセンに「明らかに」非があると考えており、相手がマシンを寄せてきたと主張している。

 9位入賞を狙うなか、チェッカー2周前のラップでマグヌッセンと接触したクビアトは、マシンへのダメージを免れることができた。一方のマグヌッセンはタイヤをパンクさせてしまい、ピットへと戻ることになった。

 このアクシデントについてスチュワードは処分を下していない。クビアトは9位でフィニッシュし、今シーズン開幕戦以来初となるポイントを獲得しているが、マグヌッセンは14位に順位を落とした。接触についての見解を求められたクビアトは、次のように答えている。

「マグヌッセンは僕の方へマシンを寄せてきて、彼はパンクする羽目になった。僕はマシン一台ぶん前にいて、彼はポジションを取り戻そうと僕に向かって突っ込んできたんだ。状況は、とてもはっきりしているよ」

 クビアトはまた、マグヌッセンとアクシデントについて話しをする必要性について「そうすべき理由は見当たらない」と付け加えた。マグヌッセンが順位を落とした結果、チームメイトであるロマン・グロージャンが10位に入賞してポイントを獲得している。

 マグヌッセンは「僕は大丈夫だったけど、接触でパンクさせてしまった。苛立たしいね。2台のマシンがポイントを獲得できるところだったのに、とても残念だ」と語った。ハースのチーム代表であるギュンター・シュタイナーは「ただのレーシングアクシデントだ」と述べ、マグヌッセンを擁護している。

 スペインGPではいくつかのアクシデントが見られたが、ペナルティを受けたのはフェリペ・マッサに接触したストフェル・バンドーンのみであり、シュタイナーはスチュワードの対応を賞賛した。

「(バンドーンのペナルティについて)コメントはしないが、他のアクシデントに関して言えば、彼らの判断は正しかったと思う。我々はレースが見たいんだ。決着はコース上でつけるべきだ。ときには片方は満足していても、もう片方は不満だということもある。それがレースというものだ」