映画『50年後のボクたちは』が、9月16日から東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国で順次公開される。
同作は、ドイツ国内で220万部以上を売り上げ、26か国で翻訳されたヴォルフガング・ヘルンドルフの小説『14歳、ぼくらの疾走』が原作。クラスで目立たない14歳のマイクと、風変わりな転校生チックが、夏休みに古い車を無断で借用して、地図にない場所「ワラキア」を目指し南へと走り出すというあらすじだ。
メガホンを取ったのは、『ソウル・キッチン』『消えた声が、その名を呼ぶ』のファティ・アキン。脚本はアキン監督とラース・フーブリヒが共同で執筆した。出演者にはトリスタン・ゲーベル、アナンド・バトビレグが名を連ねる。原題は『Tschick』。
なおアキン監督の最新作『In The Fade(英題)』は、5月17日に開幕する『第70回カンヌ国際映画祭』コンペティション部門に出品されている。