F1新オーナーのリバティ・メディアは、イギリスGPの前夜にファンをガレージに宿泊させるというウイリアムズのユニークな企画を承認した。
リバティ・メディアはF1の経営を引き継いで以来、旧オーナーであるバーニー・エクレストンの時代よりもファンを楽しませ、チャンピオンシップをより身近なものに作り上げようと力を注いでいる。
またファンとの繋がりを強化するため、2シーターのF1マシンに試乗できる権利が当たる抽選会を開催するなど、新しい取り組みをF1スペインGPから開始した。
ウイリアムズのスポンサーであるマルティーニは、Airbnbとのパートナーシップのもと宿泊プランの企画を立案し、実現の可能性をチームに打診してきた。
ウイリアムズはこの企画を気に入り、パスの発行や立ち入りの制限をクリアする承認を得るためリバティへ企画を申請した。
旧態依然とした体制下で承認を得るのは容易ではないと思われていたが、フォーミュラ・ワン・グループは比較的早い段階でこの企画にゴーサインを出した。
結果として、ふたりのファンをウイリアムズのガレージ宿泊に招待することになった。ガレージには翌日シルバーストンで走行するランス・ストロールとフェリペ・マッサのマシンである2台のFW40が置かれる。
当選者は週末にチーム副代表のクレア・ウイリアムズから歓待を受け、その後マッサやチームのメカニック、エンジニアたちと対面する。