D1グランプリは5月15日、2年目の開催となる中国でのシリーズ『D1グランプリ・シリーズ in 中国』を開催すると発表した。今季は昨年開催した北京、上海に加え、合肥、武漢、深センの5カ所・6戦を予定している。
D1グランプリ・シリーズ in 中国は、中国や日本、アメリカ、ロシアの参加者で争われるシリーズとして2016年にスタート。今季はさらにイギリスやインドネシアといった国からトップドライバーが参加し、“世界中のドリフト競技の中でも最も国際色豊かなシリーズ”になるという。
そしてこの中国シリーズは、FIA国際自動車連盟のワールドシリーズ構想の先駆けになる“環太平洋シリーズ”の一環とも言われ、世界と繋がるドリフトのシリーズになっている。
シリーズには2016年に続き、アメリカからマット・フィールドをはじめとしたドライバーが参加するほか、タイ最強のドリフトドライバーと言われるダビデ・ドリゴ、インドネシアからはエマヌエル・アマンディオ、イギリスからはスティーブ・ビアジオーニといったところが参加する。
日本からは、2016年D1王者の斎藤大吾や2位の川畑真人、さらに日比野哲也、内海彰乃に加え、藤野秀之、横井昌志が参加。合計12名のD1戦選抜ドライバーの参加が決まっている。
また、今季の特色としては、合肥、武漢、深センでは3万人~6万人を収容するスタジアムでの開催が予定されている。スタジアムでのモータースポーツはエンターテインメントとしても高いポテンシャルを秘めており、中国のファンにも受け入れられそうだ。
大会スケジュールは下記のとおり。
D1グランプリ・シリーズ in 中国 シリーズスケジュール
第1戦 5月20~21日 北京・北京亜袖モータースポーツ基地特設コース
第2戦 6月10日~11日 上海・特設コース(場所未定)
第3戦 9月2~3日 合肥(安微省)スタジアム内特設コース
第4戦 10月21日~22日 武漢(湖北省)スタジアム内特設コース
第5戦 12月2日(土) 深セン(広東省)スタジアム内特設コース
第6戦 12月3日(日) 深セン(広東省)スタジアム内特設コース