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新型『BMW M3/M4』登場に合わせ高性能版を追加。4シリーズも刷新

2017年05月15日 14:12  AUTOSPORT web

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新型『BMW M3/M4 コンペティション』を設定
サーキットでの最高の運動性能と日常走行における高い実用性を併せ持ち、1986年の初代モデルの登場以来、長年にわたり高性能スポーツカー・セグメントのベンチマークとしての地位を確立してきたBMWのアイコン的存在『M3』と、そのクーペモデルとして現行世代から『M4』へと派生した2モデルがアップデートを受け、5月9日より発売開始となっている。

 BMW流儀のマイナーチェンジにあたるLCI(ライフ・サイクル・インパルス)の一環として、今回のモデルチェンジでは、デイタイムランニングライト機能付きの新世代ヘキサゴナル・デザインのアダプティブLEDヘッドライトの採用や、リアにはこれまでM3のみだったLEDテールライトをM4にも適用し、両車ともにブラックカラーの19インチ・アロイホイールが奢られた。

 さらに室内においては、上質な音色を奏でるharman/kardon(ハーマン・カードン)サラウンド・サウンドシステムに加え、カーボンファイバー・トリムを標準装備。高性能モデルにふさわしいプレミアム感を演出している。

 また、このモデルチェンジに合わせてM3、M4ともにサーキット走行でのダイナミクス性能に特化した高性能版『コンペティション』を追加設定。

 自然吸気エンジンのような官能的な吹け上がりと、圧倒的なパワーを併せ持つ3リッター直列6気筒Mツインパワー・ターボの最高出力を、標準モデルより14kw(19ps)アップの331kw(450ps)まで高めることで、0-100km/h加速(ヨーロッパ仕様車値)4.0秒の圧倒的な動力性能を実現している。

 また、エンジンの出力アップに合わせて専用Mスポーツ・エキゾーストシステムを採用したほか、ダンパーおよびスタビライザーの特性を専用に変更したアダプティブMサスペンションを設定。また、電子制御式多板クラッチによりパワーをリヤホイール左右間で自在に配分するアクティブMディファレンシャルやDSCにも専用のチューニングを施し、トラクション性能をさらに向上させている。


 そのほか、軽量構造の20インチ鍛造スタースポーク・スタイリング666Mアロイホイール、ハイグロスブラック仕上げのキドニーグリル、ブラッククローム仕上げのデュアルエキゾースト・テールパイプといった専用エクステリアの数々が、コンペティションモデルとしての圧倒的な存在感を主張している。

 また、このM3、M4の登場に合わせて、ベースとなる4シリーズ・ファミリーもLCIを受け、それぞれクーペ、カブリオレ、グランクーペのエクステリアを一新。

 新たにヘキサゴナル・デザインのアダプティブLEDヘッドライトやLEDテールライトを採用し、よりワイドでエレガントなクーペスタイリングを実現した。

 インテリアにおいては、マルチディスプレイ・メーターパネルやHiFiスピーカーの採用等、質感をさらに向上させている。

 各モデルの車両価格は、DCTモデルのみとなるM3が1185~1256万円。MTモデルも設定されるM4は1157~1279万円で、いずれも『コンペティション』はDCTのみとなる。

 また、4シリーズ・クーペは573~851万円。同カブリオレは929~947万円。サッシュレス4ドアとハッチゲートを採用のグランクーペは580~859万円となっている。
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BMW インターネット・ウェブサイト:http://www.bmw.co.jp