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バンドーン「接触した。申し訳ない」。マッサとのアクシデントによりF1モナコGPで3グリッド降格

2017年05月15日 00:23  AUTOSPORT web

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2017年F1第5戦スペインGP ストフェル・バンドーン(マクラーレン・ホンダ)がフェリペ・マッサ(ウイリアムズ)と接触し、リタイア
マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンは、スペインGP決勝でフェリペ・マッサと接触したことにより、次戦モナコGPで3グリッド降格のペナルティを受けることが決まった。

 バンドーンは、パワーユニットのエレメント交換により10グリッド降格のペナルティを受け、最後尾から決勝をスタート。33周目、マッサがターン1でインに並びかけたところ、バンドーンがそのままターンインしたために両者は接触。バンドーンはグラベルに飛び出し、サスペンションを壊してそのままリタイアとなった。その際、バンドーンは無線で「マッサとクラッシュした。申し訳ない」と言い、マッサの方は「信じられない。クレージーだ」と怒りを表していた。

 このアクシデントによりバーチャルセーフティカーが出されることになったが、マッサの方はレースを続行し、13位でフィニッシュしている。

 バンドーンには、ライセンスのペナルティポイント2も科されている。これによりバンドーンのペナルティポイントは合計3となった。前戦ロシアGPにおいて、ターン2でコース外を走った後、規定に従ってコースに復帰しなかったとして、初のペナルティポイントを科されていた。
 
 マッサはスタート直後にはフェルナンド・アロンソと接触、タイヤがパンクし、大きく後退。アロンソはコース外に押し出される形になってポジションを落とし、12位で完走を果たしたものの、今季初の入賞はかなわなかった。