トップへ

『夜に生きる』銃声鳴り響く本編特別映像 B・アフレック「憧れの監督たちを見習いたかった」

2017年05月14日 22:53  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED.

 5月20日に公開される映画『夜に生きる』より、本編特別映像が公開された。


動画はこちら


 本作は、『アルゴ』で第85回アカデミー賞で作品賞を含む3部門を受賞したベン・アフレック監督・脚本・主演最新作。野心と度胸さえあれば権力と金を手に入れられる禁酒法時代のボストンを舞台に、厳格な家庭に育ちながらも、やがてギャングの世界に入りこんでいったジョーが、すべてを手に入れ、すべてを叶えるためにギャングとしてのし上がっていく模様を描く。


 主人公ジョーをアフレックが演じるほか、『ネオン・デーモン』のエル・ファニング、『ハリー・ポッター』シリーズのブレンダン・グリーンソン、『アルゴ』のクリス・メッシーナ、『アメリカン・スナイパー』のシエナ・ミラー、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のゾーイ・サルダナ、『アダプテーション』のクリス・クーパーらがキャストに名を連ねる。


 公開された本編特別映像は、アフレック演じるジョーが、自身のクラブを襲った犯人で、秘密結社KKKに所属するRD・プルイットの仲間に警告する様子を捉えたもの。「我々を敵に回したら地獄の業火に焼かれるぞ、君も愛する者も」と脅され激昂したジョーは、相棒のディオンに殺害を指示し、現場には銃声が鳴り響く。


 アフレックは、近年描かれることが少なくなったマフィア映画を制作することになった経緯について、「僕が大好きな時代の映画作りを称えたかった。憧れの監督たちを見習いたかったんだ。かつてよく描かれた時代物のギャング映画をね。今はハリウッドの大作はスーパーヒーロー物だけなので、こういう映画が“大作”だった時代があった。誰をも夢中にし、別の世界へ送り込む映画。未知の世界を見せる作品。それが僕たちの目標で、幸運にもすばらしいキャストとスタッフに恵まれた」と語っている。(リアルサウンド編集部)