2017年F1スペインGPの土曜予選で、フェラーリのキミ・ライコネンは4位だった。
■スクーデリア・フェラーリ
キミ・ライコネン 予選=4位
マシンはうまく機能していて、週末全体を通して満足していたんだ。だからこそこの予選結果には落胆している。今日は路面コンディションが難しかった。昨日よりはましだったけど。
速さがあると感じてはいたが、あちこち悩まされる部分があり、縁石に乗り上げたり膨らんだりと、小さなミスばかりしていた。それで良い1周をまとめ上げられなかったんだ。
明日もう一度トライしてみるよ。レースに向けては何百通りものプランを作れるけれど、望むような展開になる保証はない。僕ら2台の戦略については知っているが、他がどう出てくるかはわからないしね。正しいタイミングで反応し、正しい判断を下す努力をしていく。
DRSゾーンが長くなったことが大きな違いにつながるかどうかは不明だけれど、おそらく少しは助けになるだろう。
(僕自身が)もっといい走りをする必要がある。ミスばかりしていないで。予選ではどういうわけか、1周のなかですべてのコーナーをうまく走ってまとめあげるということができなかった。速さはかなりあるのに、それをいいラップにつなげることができなかったんだ。
ターン1、その後、ターン4と5でワイドになってラップタイムを失った。そういうミスがなければ、ポールにチャレンジできるタイムを記録できたはずだ。まとまりのないラップになってしまってがっかりしている。
でも(メルセデスとは)かなり近い位置にいる。僕らのマシンは好調だ。ここにはアップデートを持ち込み、堅実なパッケージになっている。自分たちの状況には本当に満足している。こういうコンディションは本来僕らが得意としているものじゃないから、今日の結果はまずまずだったと思う。