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一眼レフカメラ撮影の負担を軽減 レンズホルダー「TriLens」

2017年05月14日 08:03  Techable

Techable

写真
一眼レフカメラは、意外に大変だ。

とくにレンズ交換はちょっとした苦労を要する。報道カメラマンなどは経験があるはずだが、場面ごとに素早くレンズを交換しなければならないという作業はとにかく大変だ。レンズを地面に落として壊してしまうこともある。

かといって、レンズはズボンのポケットに収まるものでもない。さて、どうしたものか。
スウェーデン発の便利グッズ
その悩みにある種の解決策を提示したのが、「TriLens」という製品である。

これはズボンのベルトに装着する、極めて画期的なレンズホルダーだ。三叉型デザインで、3つのマウントにレンズを取り付けることができる。

使用可能マウントはキャノンEF、ニコンF、ソニーE。最大100kgの負荷に耐えることができるという。三叉の中心が独楽のように回転するから、レンズの取り外しに手間がかからない。

この製品を開発したのはスウェーデンの企業。だから「メイド・イン・スウェーデン」のマークがついている。品質の面も信頼できそうだ。
世界中から出資が
クラウドファンディングサービス「Kickstarter」での資金調達キャンペーンも順調である。

少し前まで650スウェーデン・クローナ(約8,300円)の出資枠が用意されていたが、これは50人限定だった。5月11日の時点で、最も安い枠は850クローナ(約1万1,000円)である。出資者への発送は今年10月を予定しているという。

この製品は、市場化の暁にはフォトジャーナリストの必需品になるのではないか。政治家や芸能人の記者会見などで、TriLensを腰に付けた人々を見かける日も遠くないだろう。

Kickstarter