2017年F1スペインGPの金曜、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソはトラブルのためフリー走行1は計測ラップを走れず、フリー走行2は20位、ストフェル・バンドーンはフリー走行1=13位/2=13位だった。
アロンソはFP1のアウトラップに出た直後にエンジントラブルに見舞われ。ターン2を過ぎたところでコース外でマシンをとめた。チームはパワーユニット交換をすることに決め、FP2開始後、間もなくしてアロンソはコースに復帰、21周を走行した。バンドーンは比較的スムーズな一日を過ごし、FP1では新しいエアロコンポーネントの評価を行い、予定されていたセットアップ変更に時間を費やしながら24周を走行した。FP2では燃料を多く積んでロングランに取り掛かり、36周を走っている。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
ホンダF1プロジェクト総責任者 長谷川祐介
フェルナンドのホームグランプリでありながら、今日は残念ながら彼にとって困難な一日になりました。FP1でガレージから出た直後、メカニカルな問題によってオイルリークが発生し、コース上でマシンをとめなければならなかったのです。
我々はFP2開始前にPUの交換を行うことを決めました。問題の根本的な原因については今、調査中です。彼をコースに復帰させて明日のFP3と予選に向けてできるだけ多くのデータを集めるために、チームは懸命に作業を行いました。
一方でストフェルは合計で60周を走り、問題に見舞われることなく、彼のプログラムを完了することができました。今週末に投入した小さなアップデートの有効性を確認する作業を行いましたが、彼のパフォーマンスを向上させる上で、うまく機能したと思います。
今日は残念な一日でしたが、予選と決勝で状況を回復するチャンスはあると考えています。明日のセッションでドライバーたちを最適なセッティングで走らせるため、チームのスタッフは今夜もまた懸命に作業に取り組みます。明日は今日より良い一日になってほしいですね。