スペインGP金曜フリープラクティス1で、フェルナンド・アロンソは、1周を走り切る前にトラブルに見舞われ、マシンをとめた。
前戦ロシアGP決勝ではフォーメイションラップ中にパワーユニットのトラブルに見舞われてスタートできなかったアロンソは、地元スペインではトラブルなく、まずは今年初の完走を目指したいと述べていた。
しかし金曜午前のセッションで走り出した直後、アロンソはスピンし、ターン3のコース外で止まった。マシンからは白煙が上がり、リヤからは液体が大量に流れ出した。
アロンソはマシンをとめた直後、エンジンのトラブルであると話したと、Sky F1が伝えている。
「ホンダの問題だ。僕じゃない。エンジンだ」とアロンソ。
「コーナーをひとつ回ったところでエンジンがブローアップした。これでFP1を失ってしまった」
「2回目のセッションはもっとうまくいくといいね。挽回したい」
「マクラーレンにとってさらに厳しい状況になった。アップデートを持ち込んで、あちこちで1000分の1秒単位でタイムを削ろうとしているのに、走ることすらできない」
「なんとか解決法を見つけ出して、FP2では走りたい」
今回壊れたエンジンはオーストラリア、中国、そしてバーレーンのプラクティスで使用したもので、ホンダはオイルリークのトラブル原因を調査中だということだ。FP2で走行するためにパワーユニット交換を行う見込みだが、アロンソはグリッドペナルティは受けずに済みそうだ。
アロンソはFP1のセッション中にホテルに帰ったと、BBCは伝えている。