ハースF1チームが、GP3に参戦するインド出身のアルジャン・マイーニと育成ドライバー契約を結んだことを明らかにした。
19歳のマイーニは、昨年シーズン途中からGP3に参戦、ランキング10位を獲得した。今年も同シリーズでの活動を続けている。彼はハースの育成ドライバープログラムのメンバーになることが決まり、同じくメンバーである18歳のサンティノ・フェルッチと同様に、何戦かグランプリの現場に同行、テストに参加、シミュレータープログラムに取り組むなどの活動を行う。
「ハースF1はチームとして成長していくため、将来を見据え、才能を秘めた若手を育成することを考えなければならない」とチーム代表のギュンター・シュタイナー。
「アルジャンはカートで成功を収めた後、いくつかのフォーミュラシリーズに昇格を果たし、今はGP3に参戦している。我々は今年を通して彼の成長を見守っていくつもりだ」
マイーニは「レースを始めてからずっと、F1ドライバーになることだけを考えてきた。今回の機会によってその目標に一歩近づくことができる」と喜びを語った。
「F1チームの作業の流れを見て、理解し、学習したい。学んだことはすべてGP3で活用することができるし、F1参戦という最大の目標への準備にも役立つだろう」