トップへ

屋内への太陽光を遮りながら発電できる世界初のソーラ—パネル付きスマートブラインド「SolarGaps」

2017年05月11日 22:03  Techable

Techable

写真
ソーラ—パネルの設置場所としては、家屋の屋根やビルの屋上などが一般的。

そこで、日当たりのよい窓に設置し、屋内に差し込む太陽光を遮りながら、そのエネルギーを使って発電できる、画期的なブラインドが開発された。
・世界初のソーラ—パネル付きスマートブラインド
「SolarGaps(ソーラ—・ギャップス)」は、ウクライナで開発された世界初のソーラ—パネル付きスマートブラインド。

米ソーラ—パワー社の単結晶太陽電池でできたこのブラインドは、太陽を自動追尾し、羽の向きを最適な角度に調整しながら、効率的に発電する仕組みとなっているのが特徴だ。

1平方メートルあたりの発電量は100ワット時で、およそLED電球30個分の電力をまかなうことができる。

また、「SolarGaps」は、WiFiやBluetoothを介して、専用スマホアプリからブラインドの上下や角度の調整などが操作できるほか、スマートホーム用音声認識デバイス「Google Home」や「Amazon Echo」などと連携させることも可能だ。
・集合住宅やオフィスなどで幅広いニーズを見込む
「SolarGaps」では、2017年秋の量産化に向けて、現在、5万ドル(約570万円)を目標に、キックスターターでクラウドファンディングを実施中。

マンションをはじめとする集合住宅はもとより、オフィスビルや商業施設などでも需要が見込まれている。

SolarGaps