マクラーレン・ホンダは、世界的にホテルチェーンを展開するヒルトンとのパートナーシップを2021年末まで延長したことを発表した。
両者のパートナーシップは2005年にスタート、2015年には2019年までの契約を結んだ。
11日、マクラーレンとヒルトンのコーポレート・パートナーシップがさらに2年継続、2021年末まで延長されたことが発表された。
今回の新たな契約により、ドライバーのレーシングスーツに新たにロゴの表示がなされる。また、これまでもヒルトンとマクラーレンは協力してさまざまなプロモーション活動を行ってきたが、今後新たな企画が立ち上げられる見込みだ。
マクラーレン・テクノロジーグループのエグゼクティブディレクター、ザック・ブラウンは、「10年以上続いているヒルトンとのパートナーシップを、さらに延長することができたことを嬉しく思う」と述べた。
「マクラーレンは、長期的パートナーシップがもたらす価値と有用性を充分に理解している。今回の契約延長により、お互いにさらなる利益が生まれるだろう」
「ヒルトンは旅行や冒険といった言葉と同じ意味を持つ世界的ブランドだ。マクラーレン・ホンダが彼らにさらなる価値を与えられることを嬉しく思う」
「我々は共同でいくつかユニークでファンを喜ばせるようなキャンペーンを行ってきた。今後も、こういった活動を拡大していことになる」
ヒルトンの副社長兼チーフコマーシャルオフィサー、クリス・シルコック氏は「12年以上に渡り続けてきたマクラーレンとの関係を、2021年まで延長できたことを素晴らしく思う」と語った。
「私たちは、ヒルトンを訪れるゲストに普段は味わえないような体験を届けるべく努力している。彼らとのパートナーシップにより、サーキット内外で、この目標を実現できるようになる」
「グローバルな活動について、私たちは緊密に連携している。今後4年間でどんな成果が生まれるか楽しみだ」
マクラーレンはボーダフォンとの契約が終了した後、2014年以降はタイトルスポンサーがない状態が続いている。昨年、マクラーレンのボスの座に就いたザック・ブラウンは、大型スポンサー獲得に動いていることを明らかにしており、2018年にはタイトルスポンサーを発表したいと発言している。