トップへ

防弾少年団、リリースイベントで伝えたファンへの感謝 「これからも愛しています」

2017年05月11日 17:43  リアルサウンド

リアルサウンド

防弾少年団

 防弾少年団が、5月10日に六本木ヒルズアリーナにて新シングル『血、汗、涙』のリリース記念イベントを開催した。この日はファン、関係者合わせ約2500人が集まり、日本で約半年ぶりとなるパフォーマンスを見せた。

 歓声に迎えられメンバーが登場すると、表題曲「血、汗、涙 –Japanese ver.-」をクールな表情で歌唱し、一糸乱れぬダンスで魅了。続く「Spring Day –Japanese ver.-」ではステージを所狭しと使ったパフォーマンスで会場を圧倒した。


 トークセッションではVが「みんなにずっと会いたかったで“ござる”」と挨拶し、会場の笑いを誘った。RAP MONSTERは「みなさん、熱いですね! 日本でパフォーマンスするのは去年の11月以来。緊張したけど、みんなが来てくれて楽しくできました」と笑顔を見せた。さらに話題は新曲「血、汗、涙 –Japanese ver.-」へ。J-HOPEが「みんなが大好きな僕のパートは(韓国語版と)同じ歌詞」と説明し、メンバーによるダンスのレクチャーも行なわれた。また、JUNG KOOKが「『君の名は。』見ました。音楽も、全部好きです」と語り、会場を沸かせる場面も。続いて最近覚えた日本語については「親指」(JUNG KOOK )「ヒョロヒョロ」「ヨロヨロ」(JIMIN)「かたじけのうござる」(V)と各メンバーが個性溢れる表現をし、観客を驚かせた。

 『2017 ビルボード・ミュージック・アワード』の「Top Social Artist」部門にノミネートされた感想を尋ねられたVは、「驚きました。世界の皆さんが聴いて、SNSで応援してくれて嬉しいです。それがノミネートにつながったと思います」と顔をほころばせた。現在ワールドツアー『THE WINGS TOUR』を開催中の彼ら。メンバーたちはツアーを通じて世界中のファンに会える喜びを語りつつ、アメリカのファンの反応にSUGAは「言葉の違うアメリカですが、歌ってくれたり、会場の外でダンスを踊ってくれたり、熱かった」と嬉しそうな表情に。5月30日から始まる日本公演に向けRAP MONSTERが「待ちに待った日本でのツアーです。日本語の歌詞を勉強していますから、楽しみにしていてください。ツアーでまたお会いしましょう!」と意気込むと、Vは「恥ずかしいけど、今までずっと愛しています。これからも愛しています」と素直にアーミー(=ファン)達への思いを語った。

 ライブで見せるクオリティの高いパフォーマンスはまさに世界レベルの彼らだが、トークでは素直な等身大の青年らしい一面や、和気藹々としたメンバーの様子も垣間見ることができた本イベント。ワールドツアーを通じ、さらにファンを魅了していくことだろう。(村上夏菜)