ジューンブライドの季節を目前に、結婚や婚活について考える人もいるだろう。結婚相談所サンマリエは5月11日、「結婚と婚活に関するアンケート2017」を発表した。
調査は4月1日~10日、サンマリエ会員で23~58歳の独身男女338人を対象にインターネットで実施した。
37歳独身女性「経済力は若いときからの努力や理想に向かう力の表れ」
結婚相手を選ぶ場合、最も重視するものを聞くと男女ともに「性格」(男性67%、女性48%)が1位となった。以降、男性は2位「容姿」(18%)、3位「年齢」(3%)となっている。一方女性は2位「経済力」(27%)、3位「容姿」(8%)となった。
また「結婚相手に望む年収」を尋ねると、男性の回答で圧倒的に多かったのは「こだわらない」(52%)だった。しかし「自分が稼ぐので働かなくていい」という回答もあるが、
「金額にはこだわらないが、ある程度は稼いでほしい」
「少なくても構わないので一緒にがんばりたい」
「無職はちょっと…」
と女性が仕事を持ち、少なくともある程度年収がある前提で答えている人も多く見られた。
一方女性は同率で「600万円」「500万円」(35%)が1位。次いで3位「400万円」(18%)、4位「700万円」(14%)と続く。結婚生活や出産後のことを考えて、
「500万円。自分の年収より上で、かつ、こどもが小学校にあがるくらいまでは専業主婦でいたい」(33歳女性)
「600万円。結婚は生活なので、経済面は大切」(25歳女性)
と考えている人が多いようだ。「1000万円以上」を希望する人も6%おり、「経済力は若いときからの意識や努力、理想に向かう力の表れだと思います」(女性 37歳)と回答している。
ちなみに男性は「800万円」以上、女性は「200万円」以下と答えた人は0人だった。
また「ここまでには結婚したい」という年齢について聞くと、最多は「35歳」で男女ともに37%が回答している。男性は2位「50歳」(21%)、3位「40歳」(19%)、4位「30歳」(18%)と続き、女性は2位「45歳以上」(20%)、3位「50歳以上」(18%)、4位「30歳」(17%)となっている。大差は見られないが、男性の方が比較的晩婚でもいいと考えていると推測できる。