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ウエーバー、フェルナンド・アロンソの世界三大レース制覇を確信。「10年もの猶予がある」

2017年05月11日 11:43  AUTOSPORT web

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5月28日にインディ500へ参戦するフェルナンド・アロンソ
元F1ドライバーで2015年にWEC世界耐久選手権のチャンピオンを獲得しているマーク・ウェーバーは、フェルナンド・アロンソの世界三大レース制覇達成には10年もの猶予が残されていると語った。

 2017年、マクラーレン・ホンダからF1へ参戦しているアロンソは、以前からF1モナコGP、インディ500、ル・マン24時間耐久レースの世界三大レース制覇が長年の目標だと公言。その夢を実現する第1歩として5月28日にはF1モナコGPを欠場し、インディ500へ出場する。

 2013年にF1を引退後、ポルシェへ加入しWECに参戦。2016年限りで現役を退いたウェーバーは、アロンソの才能を高く評価。グラハム・ヒルに続いて、世界三大レースを制覇する史上2人目のドライバーになると確信していると語った。

「アロンソは今後10年、ドライバーとしてのキャリアを続けられるはずだ。焦る必要はない」とウェーバー。

「彼は世界三大レースの中でインディ500がもっともタフなレースだと思っているようだ。それには僕も賛同するよ」

「時間はかかるかもしれないけど、彼はインディ500で優勝するはず。それに将来、ル・マン24時間参戦のチャンスも出てくると思うし、時間がかかっても総合優勝を手にするだろう」

「アロンソのドライビングスキルの高さは疑いようがない。彼は野心としっかりとした心構えを持っている。だから、どちらのレース(インディ500とル・マン24時間)でも勝てるはずだ」

「とにかく、彼のチャレンジ精神には脱帽するよ」

 またウェーバーは、以前にアロンソが冗談交じりに今年インディ500に参戦すると語っていたことを明かしている。