2017年5月11日
プレスリリース
フェラーリジュニアドライバー、マーカス・アームストロング。イタリアンF4アドリアラウンドで2回のポディウムフィニッシュ!PREMA Theodore Racingのランキングを3位へと押し上げる
アドリアレースウェイでのイタリアンF4ラウンド2。プレマセオドールFDA(フェラーリ・ドライバーズ・アカデミー)ドライバーの#9マーカス・アームストロングと#74エンツォ・フィッティパルディはそれぞれ二回のポディウムとルーキークラス2位の結果でこの雨に見舞われた悪天候のレースを締め括りました。
レース1
フリープラクティスからチーム全体の流れは良い方向へと流れ、レース1の予選でマーカスが2番グリッド、エンツォは8番手のタイムだったが前方の#15マイニ・クシュ(Jenzer Motorsport)が6グリッド降格のペナルティを受けた為、7番グリッドを得た。
ヘビーレインのコンディションのなか、レース1はセーフティカースタート。
トップの#6ロレンツォ・コロンボ(Bhaltech)に喰いついて2位をキープするが、9周目に後方から来た#16ジョブ・ヴァン・ウィテート(Jenzer Motorsport)にオーバーテイクされ3位へと後退。そのままフィニッシュとなる。
一方、7番グリッドからスタートしたエンツォはグリッド降格で後方からのスタートとなったマイニや#51アルド・フェスタンテ(DR Formula)等とレース終盤まで4-5台のマシンでバトルを続け6位フィニッシュ。ルーキークラス2位となった。
レース2
セミウエットのコンディションのなか、マーカスはレース1と同じくセカンドポジションから、エンツォは8番手からのスタート。
トップを行くコロンボと激しいトップ争いを繰り広げたマーカスだったが、18周目に接触。コロンボはタイアバリアへと一直線に行ってクラッシュ、マーカスはピットへ戻り両者共にリタイアとなってしまった。
一方、一時は10位までポジションを落としたエンツォだったが、その後少しずつ順位をあげ7位フィニッシュ。ルーキークラスで再び2位となった。
レース3
両ドライバー共にこの週末のワーストグリッドからのスタート。マーカス4番手、エンツォに至っては11番手からのスタートとなってしまった。
この週末、唯一のグリッドからのスタートとなったレース3でアームストロングは1周目に3位に上がるとそのままポジションをキープ。コロンボ、ジョブを追走するも順位は変わらず3位でゴール。このレースウィークエンド二度目のポディウム獲得となった。
一方のエンツォはスタートでやや出遅れたところ更にコースアウトし大きくポジションをを落とす。しかしそこから追い上げ、抜きどころの無いアドリアのコースで7台をオーバーテイクし元のポジションの11位に上がったところでチェッカー。ルーキークラス3位となった。
これでランキングはマーカスがシリーズ4位、エンツォがオーバーオール8位、ルーキーで2位となり、チームランキングは3位へと浮上した。
ドライバーのコメント
#9マーカス・アームストロング
このアドリアの戦いはそれなりの手応えがありました。選手権を少しでもリードする為に戦い、レース2はリタイアだったものの2回のポディウムに登壇することができました。しかしまだ一度もこのシリーズで勝てていません。このチャンピオンシップの層の厚さを見せられている気分です。
ともかく次のレースにターゲットを切り替えます。どうもありがとう。
#74エンツォ・フィッティパルディ
上手に纏められた週末でした。ここは小さなサーキットなので予選はとても厳しかったです。また結果も良くありませんでした。セクター2を上手く纏められなくて課題として残っています。
レース1の大雨のなかでの6位は悪くないと思います。セミウェットのレース2はマシンのコンディションもとても良くファステストをマークできました。
しかしレース3は1周目にあらゆる悪いことが起こってしまいリカバーするだけで終わってしまいました。次戦、バレルンガに期待します。