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ザウバーF1「ホンダとのパートナーシップには多数のチャンス」パワーユニット供給以外の技術提携も視野に

2017年05月10日 17:22  AUTOSPORT web

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マクラーレンMCL32・ホンダ
ザウバーF1のチーム代表モニシャ・カルテンボーンは、2018年からのホンダとのパートナーシップはあらゆる可能性を含んでいると発言、パワーユニットの供給以外においても技術提携を行うことを考えていると示唆した。

 2015年にマクラーレンのパワーユニットパートナーとしてF1に復帰したホンダは、これまで他チームへの供給は行ってこなかったが、2018年に向けてザウバーと契約したことを4月30日に正式発表した。

 ホンダとマクラーレンの技術契約は基本的にエンジン供給にとどまっているものとみられるが、ザウバーはホンダとより広範囲にわたる技術的提携を実現させることを視野に入れているようだ。

 かつてBMWのオーナーシップの下で活動していたこともあるザウバーは、スイスに非常に優れた設備を有している。

「今後どういう展開になるのかを見ていきます。まだ始まったばかりですから」とカルテンボーンはホンダとのパワーユニット供給以外の提携について語った。

「ホンダとマクラーレンの契約がどうなっているのかは知りませんが、私たちのプロジェクトはそれとは全く異なるものです。お互いにどういった部分でメリットを得られるのかを、これから見ていきます」

「私たちはかつてはマニュファクチャラーチームでしたが、今は違います。彼らにとってのカスタマーチームという立場です」

「ですがこの提携にたくさんのチャンスがあることは分かっています。だからこそこのパートナーシップを結ぶことを決めたのです」

「まだ具体的に何をするかを申し上げる段階ではありませんが、いかなる可能性についても排除するつもりはありません」