インディ500に参戦するロード・トゥ・インディのトップチーム、ユンコス・レーシングは、ひとり目のドライバーとしてスペンサー・ピゴットを起用することを発表した。
インディカー・シリーズの下位カテゴリであるロード・トゥ・インディに参戦しているユンコス・レーシングは、インディカーから撤退したKVレーシング・テクノロジーの資産を購入し今シーズンのインディ500に参戦する。
ドライバーには7人の候補がいて、その第1候補として2014年のプロ・マツダ選手権とインディ・ライツで起用しタイトルを獲得したピゴットが上がっていた。
昨年インディカーデビューを果たし、今シーズンもエド・カーペンター・レーシングからロード・ストリートレースに参戦しているピゴット。
エド・カーペンター・レーシングは、昨年のテキサス戦でのクラッシュの影響でインディ500に3台目を出すことができずピゴットの起用を見送られていたが、ユンコス・レーシングのシートを見事ゲットすることになった。
「うまくいけば、これは一緒の成功を築いた我々の次のステップだ。スペンサーを起用する機会をくれたエド・カーペンターに感謝したいよ」とリカルド・ユンコス。
昨年はレイホール・レターマン・ラニガンからインディ500デビューを果たしたピゴット。
2年目のインディ500参戦が決定したことに「この機会をくれたリカルドに感謝したいよ。僕たちはカートからマツダ・ロード・トゥ・インディ・シリーズなど長い間成功を抑えめてきた。願わくば今月インディで成功を続けたいね」とコメント。
ユンコス・レーシングは、元インディカードライバーのライアン・ブリスコを希望しているが契約は難航しており、セバスチャン・サーべドラが起用される可能性が高いようだ。