昨年のVisual Japan Summitでのパフォーマンスや日本・香港のYoshiki Classical Specialツアー、今年の米カーネギーホール公演、そして 英ウェンブリーアリーナ公演など立て続けにパフォーマンスが続いていたことに加え、他のメンバーの体調も考慮しながら一人でX JAPAN及び映画「We Are X」のプロモーション活動を行い、20以上にも及んだ各国映画祭への参加なども現在の病状に影響を及ぼしたようだ。
「現在の病状を診断したところ、今の首の状態のままではアーティスト生命に支障をきたすばかりか日常生活さえもままならない状況なため、緊急に手術することを決定しました。MRIとCTスキャンの結果を見る限りでは、ダメージがひどく相当な痛みを伴いながら演奏を続けてきたと想像します。2回目の手術ということで、骨を削る頸椎椎間孔切除という選択肢を外し、今回は人工椎間板置換手術を行います。去年10月に日本で行われたVisual Japan Summitで症状が再発し、今年1月に行われた米カーネギー公演では既に左手の感覚を失っていました。その後3月に行われた英ウェンブリー公演後、症状はさらに悪化しましたがそのままレコーディングを続けていました。本人はこのまま終わりまで続けたいと言っていましたが、症状が深刻化したため、日米のドクターと話し合った結果、このままではアーティストとして再起不能になると判断し手術をする運びとなりました」
なお、これにより、5月に予定されていたスケジュールは全てキャンセル。7月に予定されている「X JAPAN WORLD TOUR 2017 WE ARE X」、8月から9月にかけて予定されているYOSHIKIプレミアムディナーショー、そしてロサンゼルスを皮切りにスタートする予定だった世界ツアーの予定日なども、現在米エージェントのウィリアムモリスと「緊急協議中」とのことだ。