デヴィッド・リンチ監督を追ったドキュメンタリー映画『David Lynch: The Art Life(原題)』が2018年に全国で公開される。
5月17日から開幕する『第70回カンヌ国際映画祭』で監督ドラマ『ツイン・ピークス』の25年ぶり新作から2エピソードをプレミア上映するデヴィッド・リンチ。『ツイン・ピークス』の新作は7月からWOWOWで放送される予定だ。
『David Lynch: The Art Life(原題)』は、リンチ自身が幼少期の家族との思い出をはじめ、同居人だったピーター・ウルフ(The J. Geils Band)、『ストレイト・ストーリー』『マルホランド・ドライブ』の美術監督を務めたジャック・フィスクとの出会い、フィラデルフィアでの暮らしや妻ペギーの出産などを経て『イレイザーヘッド』で長編デビューを飾るまでを語る作品。リンチのプライベート映像なども盛り込まれる。
なおリンチは5月5日に発行されたシドニー・モーニング・ヘラルド紙で、今後映画を制作するつもりがないことを明かし、2006年の『インランド・エンパイア』が最後の長編映画だと語った。