映画『海辺の生と死』の予告編が公開された。
島尾敏雄が自身の戦争体験をもとに執筆した小説『島の果て』、島尾敏雄の妻・島尾ミホが敏雄との出会いなどを綴った『海辺の生と死』ほかを下敷きに、越川道夫がメガホンを取る同作。第二次世界大戦末期の奄美群島・カゲロウ島を舞台に、島にやってきた永山絢斗演じる海軍特攻艇の隊長・朔と、満島ひかり演じる国民学校の教師・トエが激しく惹かれ合う様が描かれる。
公開された予告編では、トエと朔が出会う場面や、朔が軍歌よりも島唄に関心を示している様子、トエの歌う島唄、トエが朔からの手紙を受け取って、夜の浜辺に朔に会いに行くシーン、朔がトエを後ろから抱きしめる姿、トエが朔にキスしようとする様などが確認できる。