トップへ

綾瀬はるか×坂口健太郎 映画の中の姫との恋描く『今夜、ロマンス劇場で』

2017年05月09日 10:22  CINRA.NET

CINRA.NET

左から綾瀬はるか、坂口健太郎 ©2018「今夜、ロマンス劇場で」製作委員会
映画『今夜、ロマンス劇場で』が2018年に全国で公開される。

同作は、映画監督を夢見る青年とモノクロ映画の中から飛び出した主人公のお姫様のラブストーリーを描くオリジナル作品。モノクロの姿のままで現実の世界を体験していくお姫様と、スクリーンの中の彼女に長年憧れていた青年が出会い、惹かれ合う様が描かれる。

モノクロの姫・美雪役を演じるのは綾瀬はるか。彼女と出会う純朴な青年・健司役を坂口健太郎が演じる。2人は過去に映画『海街diary』『高台家の人々』で同じ作品に出演しているが共演シーンはなく、今回が初共演となる。

監督を務めるのは映画『テルマエ・ロマエ』シリーズやドラマ『のだめカンタービレ』などの武内英樹。脚本はドラマ『信長協奏曲』などの脚本を手掛けているほか、小説家としても活動する宇山佳佑が担当する。

綾瀬は同作について「劇中にチャップリンが語ったとされる『もし本当のロマンスとめぐり逢えたら、きっとこの世界も映画みたいに輝いて見える』という言葉が出てきますが、お客様にロマンチックで輝いてみえる、幸福な一時を感じて頂けるような作品にしたいと思っています」とコメント。

坂口は綾瀬との共演について「撮影に入った当初は、現場を楽しくゆったりと泳いでいるような印象を受けましたが、お芝居をしていく中で柔らかい雰囲気の中にすごくしっかりとした芯があって、それが役をより魅力的にしているのだと感じました」と明かしている。撮影は4月下旬にクランクイン。6月上旬のクランクアップを目指している。

■綾瀬はるかのコメント
撮影がはじまりまだ数日ですが、何度か共演させて頂いてますキャストのみなさん、そして今回はじめてご一緒するキャストのみなさんと楽しく撮影しています。劇中にチャップリンが語ったとされる『もし本当のロマンスとめぐり逢えたら、きっとこの世界も映画みたいに輝いて見える』という言葉が出てきますが、お客様にロマンチックで輝いてみえる、幸福な一時を感じて頂けるような作品にしたいと思っています。
坂口さんは演じられている健司と同じように穏やかで芯のある方で、力を合わせて、お客様の心を揺さぶるような作品になるよう頑張ります。

■坂口健太郎のコメント
台本を読んで、美雪と健司の愛の形に心を奪われ、心の繋がりの強さに気づかされました。とってもロマンチックで、キュートな映像が撮れていると思うので楽しみにしていてください。
綾瀬さんは撮影に入った当初は、現場を楽しくゆったりと泳いでいるような印象を受けましたが、お芝居をしていく中で柔らかい雰囲気の中にすごくしっかりとした芯があって、それが役をより魅力的にしているのだと感じました。

■武内英樹監督のコメント
本作は、モノクロ映画の中から主人公のお姫様が突然現実世界にやってくる、という設定のため、いかにリアリティを持たせるか、子供っぽくならないよう、大人の演出を心がけています。綾瀬さんには、上品で大人っぽい女性を演じて欲しいと思っています。今までの作品の中で、一番美しい綾瀬はるかを撮りたい、気高くて大人な魅力を出したい、と思って撮影に臨んでいます。坂口さんもとても魅力的で、繊細な演技もさることながら、コメディのセンスがものすごくあると思います。今まで見たことにない、坂口さんの新しい魅力を、新鮮に感じてもらえると思います。二人共とてもピュアながら表現のベクトルが違うので、それぞれが際立ち、二人のマッチングも非常に良いと思います。
物語前半の楽しい部分と後半の純粋なラブストーリー部分のギャップがしっかり出て立体的になり、見ている方もびっくりするような展開を味わうことができると思っています。1回で2本映画を観たような、違う種類の映画が不思議と混ざり合って、ラストは感動して劇場を出られるような、そんな作品になると確信しています。