現在も療養を続けているミハエル・シューマッハーに敬意を表するサッカーイベント、『チャンピオンズ・フォー・チャリティ』が、今年も7月3日にドイツ中部のマインツで開催される。
『チャンピオンズ・フォー・チャリティ』は、2013年末にスキー中に転倒して頭部に重傷を負い、現在も療養中のミハエル・シューマッハーに敬意を表するため、F1ドライバーやドイツの著名スポーツ選手が集まるサッカーイベント。昨年はF1ドイツGP前の7月27日に開催された。
昨年はセバスチャン・ベッテル率いる『ナツィオナーレ・ピローティ』とドイツ出身のNBAプレーヤーであるダーク・ノビツキーがキャプテンを務める『ノビツキー・オールスター』が激突。ニコ・ロズベルグやダニエル・リカルド、フェリペ・マッサ、ミカ・ハッキネンといったF1ドライバーや、サッカーのドイツ代表、ミロスラフ・クローゼらが集まったファンを魅了した。
そんな『チャンピオンズ・フォー・チャリティ』が今年も開催されることが決定。あわせて、昨年に続き、ミハエル・シューマッハーの長男であるミック・シューマッハーが登場することが明かされた。
■「ミハエルに敬意を表しながら、活動を継続したい」
今年もホスト役を務めるノビツキーは「今夏もチャンピオンズ・フォー・チャリティを開催できることを嬉しく思う」と語っている。
「昨年のイベントは世界中のファンだけでなく、参加したアスリートも楽しめる素晴らしいものだった」
「ミハエル・シューマッハーが主催してきたチャリティイベントは、いつも誰もが楽しめるものだった。今年はそういったイベントにすることを目指しているよ」
「また、ミック・シューマッハーをふたたび招待できることを嬉しく思う。ミハエルに敬意を表しながら、この活動を継続していきたい」
ミックは「僕にとって、チャンピオンズ・フォー・チャリティに参加するのは当然のことなんだ」とコメントした。
「去年のイベントでは笑顔が絶えなかったし、こういった活動に参加できるのは嬉しいことだ」
「楽しみながら慈善活動ができるのは素晴らしいことだと思うし、ダーク(・ノビツキー)やほかのアスリートたち、スタジアムのファンも同じ気持ちでいると思うと嬉しいよ」
「今年のイベントが待ち遠しいね」
このイベントのチケット代金は、シューマッハーと同じように脳に障害を持つ人々を支援するドイツの慈善団体に寄付される。