2017年5月8日
プレスリリース
スーパー耐久シリーズ2017 第2戦SUGOスーパー耐久3時間レース
開催日時:
2017年4月29日(土) 公式予選/Gr.2決勝
2017年4月30日(日) Gr.1決勝
開催サーキット:スポーツランドSUGO
天気/コンディション:予選 晴れ/ドライ 決勝:晴れ/ドライ
ドライバー:田ヵ原章蔵/白坂卓也/竹田直人
第1戦デビュー戦ではトラブルを抱えつつも完走を果たしたAudi Team DreamDrive。Audi RS3 LMSの懸案であった燃料系トラブルも解消し、SUGOでは優勝を目指してチーム一丸で挑みます。
この第2戦も各クラスが2グループに分けられ、Audi Team DreamDriveはST-X・ST-TCR・ST-1・ST-2・ST-3という強豪ひしめくGr.1での走行となりました。
トラブルは解消したものの、やはりまだまだマシンのポテンシャルを100%引き出せてないということでチームは26日からSUGOに乗り込み事前にテスト走行を繰り返しました。
4月28日(金)公式フリー走行
前日から走り込んでセッティング出しと入念なマシンチェック、そしてチームミーティングを繰り返しチームもマシンも仕上がりは上々だと翌日の予選を見据えていたのですが、ここで大きなトラブルが。
フリー走行中に他のマシンと接触しコース外にはじき出されマシン各部にダメージを負ってしまいます。
ここからメカニックチームの奮闘が始まりました。ダメージ箇所の洗い出しとその分析、そして部品の交換・修復作業。全ての作業が終わった時には日付も替わっていました。
しかし今回のマシンクラッシュにおいてもAudi RS3 LMSにはAudi Sport customer racingのサポートがバックアップしてくれるので破損したパーツなどをその場で迅速に調達・交換することが出きました。
表に出ることは殆どありませんが、こういった充実したレースサポートもまたレースをするなかでは非常に重要なポイントである事に間違いはありません。
4月29日(土)予選
前日のクラッシュからメカニックチームの奮闘でよみがえった#45 LIQUI MOLY RS3 LMS。しかし無事修理を終えたといえども、走行テストを行うことなく予選に挑むことになり、チームにはいつにも増して緊張感が漂っていました。
が、しかし。ドライバー3名はその不安をᡶ拭する走行で、結果Audi Team DreamDriveは2戦続けてのクラスポールポジション獲得という嬉しい結果に。
「ばっちり直っている。さすが」とはドライバーチーム談。
前戦では悔しい4位完走でしたが2戦続けてのポールポジション獲得という結果は前戦のウェイトハンデが無い分を差し引いても#45 LIQUI MOLY RS3 LMSのポテンシャルの高さの証明と言えるのではないか、そんな思いを抱かずにはいられないその結果と、その勢いのまま、チームは翌日の決勝での初勝利を目指します。
4月30日(日)決勝
クラスポールポジションからスタートした決勝レース。レース序盤はトップをキープしレースを引っ張りST-TCRクラスのマシンが密集した状態で接戦を繰り広げます。
中盤、シビックの後塵を拝することになるも差は開かずに混戦に。しかしここでフロント右フェンダー損傷によるオレンジボール旗を出され順位を下げることに。
終盤まで我慢のレース展開となりましたが最終クラス3位でチェッカー。目標の初勝利には届きませんでしたが、前戦からは一矢報いた形でレースを終わることになりました。
このレースの分析とチームの更なる結束を確認し、そして次戦鈴鹿こそ初勝利を合言葉に、今回ご来場頂いたファンの方々をはじめ、スポンサー各位に感謝申し上げるとともに今後ともAudi Team DreamDriveの応援を宜しくお願い申し上げます。
レース後コメント
澤田栄宏 代表&監督
開幕戦から1カ月のSUGO第2戦。天候にも恵まれ、予選ではふたたびポールを獲得。スプリントでの速さは証明できたと思います。ドライバー、メカニックともに決勝では万全の体制で臨みましたが、結果的には3位ゴールでした。
勝っても負けても課題は出てくるものなので、チーム全体で乗り越え次戦では良い結果を残したいと思います。引き続き応援よろしくお願いします!
田ヶ原章蔵 選手
2戦連続ポールポジションも取れたところまでは完璧でしたが決勝レースはまだまだ課題が残る結果となりました!
壁は高いですが、壁は乗り超える為にあります。次戦、鈴鹿! 我々、リキモリアウディ45号車の日がやってきますので引き続き応援宜しくお願い申し上げます! 自分自身、RS3のこと、確実につかんでいます!!
白坂卓也 選手
2戦連続のポールポジションまでは良かったのですが、決勝でのペースが他チームに比べて悪かったです。前回に続きアウディはタイヤが持たないこともあり、なかなか作戦の幅が取れないことも課題の一つですね……。
チームの雰囲気はとても良く、必ずこのメンバーで勝ちたいという気持ちは強いので、今回の反省点を活かして戦える鈴鹿ラウンドにしたいと思います。応援ありがとうございました。
竹田直人 選手
悔しい思いをした第1戦から1カ月足らず、十分に用意したつもりがまだまだやるべき課題が幾つもあることがわかりました。たくさんの応援があったのにもかかわらず結果が残せず残念です。次こそ!