鳥羽海渡/ホンダ・チーム・アジア 決勝でばん回を狙う鳥羽は10列目グリッドからスタート
アティラプワパは11列目グリッドを獲得
2017年5月6日(土) Rd.04 スペインGP ヘレス・サーキット
コンディション:ドライ 気温:25℃ 路面:40℃
土曜日の現地時間午後0時35分(日本時間午後7時35分)から40分間にわたって争われた予選で、Honda Team Asiaの鳥羽海渡は、28番手のラップタイムを記録。明日の決勝は10列目28番グリッドからスタートします。チームメートのナカリン・アティラプワパは31番手タイムで、11列目31番グリッドから明日の決勝レースに挑みます。
今日のヘレス・サーキットは朝から好天に恵まれ、午前のFP3では、鳥羽とアティラプワパはそれぞれ昨日に続き、セットアップとライディングの向上に集中しました。
午後の予選で、両選手は計3回のフリープラクティスで積み上げた成果を発揮し、セッション終盤に果敢にタイムアタックを実施。それぞれ、このレースウイークのベストタイムを更新しました。鳥羽は1分47秒714を、アティラプワパは1分48秒545を記録しました。
明日は、現地時間午前8時40分(日本時間午後3時40分)から20分間のウォームアップ走行を実施。23周で争う決勝レースは、現地時間午前11時(日本時間午後6時)にスタートします。
鳥羽海渡(28番手/1'47.714/+1.710)
「このウイークに抱えていたフロントの課題を解消し、予選ではとてもいい方向性を見いだせそうだったのですが、タイムアタックの位置取りに失敗し、低い順位になってしまいました。アベレージタイムは1分47秒台を刻めているので、決勝レースでは落ち着いて追い上げを狙い、ポイント獲得圏内を目指します」
ナカリン・アティラプワパ(31番手/1'48.545/+2.541)
「今朝は前戦アメリカズGPのセットアップで走り始めたのですが、ラップタイムがよくなかったので、ウインターテストの状態に戻して予選に臨みました。ブレーキのフィーリングがよくなったので、明日はがんばります」
岡田忠之 チーム監督
「鳥羽はマシン面での問題はないので、明日は自分のライディングさえしっかりとコントロールできれば、上位を追い上げる走りをみせてくれるでしょう。アティラプワパも後方のグリッドからのスタートですが、最後まで集中力を維持して、粘り強く走りきり、たくさんのことを学びとってほしいと思います」