鳥羽海渡/ホンダ・チーム・アジア スペインGPの初日は鳥羽が30番手
アティラプワパは総合32番手からのスタート
2017年5月5日(金) Rd.04 スペインGP ヘレス・サーキット
コンディション:ドライ 気温:20℃ 路面:22℃
本格的な欧州ラウンドの始まりとなる第4戦スペインGPが、アンダルシア地方にあるヘレス・サーキットで初日を迎えました。Honda Team Asiaの鳥羽海渡は、午前と午後の2回のフリープラクティス(FP)を終えて1分53秒398で初日総合30番手。チームメートのナカリン・アティラプワパは1分53秒777で32番手につけています。
午前のFP1は雨に見舞われるウエットコンディションになり、鳥羽とアティラプワパはともに無用なリスクを冒さず、慎重なライディングに徹しました。
午後は日差しが戻り、路面状態も少しずつ改善してきたものの、至るところにウエットパッチが残る微妙なコンディションでの走行となりました。両選手とも、セッションを通じてこの難しい路面状況に対する習熟を深め、明日に向けて士気を高めています。
明日のFP3は、現地時間午前9時(日本時間午後4時)にスタートする予定です。
鳥羽海渡(30番手/1'53.398/+3.834)
「午前は雨で、午後は路面がハーフウエット状態だったので、難しいセッションでした。ライン上にウエットパッチがかなり残っていて、危ない場面が何度かあり、このコンディションを理解するのに少し時間がかかってしまいました。明日はドライコンディションでのセッションになると思うので、全力でがんばります」
ナカリン・アティラプワパ(32番手/1'53.777/+4.213)
「今日は難しいコンディションでの走行になり、午後は路面がかなり滑りやすい状態でした。特に最終コーナーはまだかなり濡れていて、思いきり攻めることができませんでした。FP2では前後ともにソフトコンパウンドで走行し、タイヤのライフを確認しました。明日は、ドライコンディションでいい走りができるようにがんばります」
岡田忠之 チーム監督
「両選手とも、今日はあまりいい位置につけることができませんでした。原因を明確にして明日に備えたいと思います。実質的なドライコンディションの走行は明日からなので、作戦をしっかり練って、チーム全員で力を合わせてトライします」