BMW Team Studie Race Report http://teamstudie.jp/fuji20170504
【決勝】Round 2 : FUJI
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 2 FUJI 500KM RACE
決勝
気温:20℃/路温:37℃
500KmレースのRd.2決勝は、パレードラップ1周、フォーメーションラップ1周でスタートした。スタートドライバーは荒 聖治選手。1コーナーでの混乱も無く、クリアなスタートを決めた荒選手は、ペースが遅い先行のマシンを3周目のダンロップコーナーでパス。Studie BMW M6はレース序盤でポジションを一つ上げ、6番手となった。しかし、その後の第一スティントは、ペースが遅い2台の先行車に前を塞がれる展開に。30周目にルーティンのPIT STOPを行うまで、荒選手はガマンの走りを強いられた。
30周目のPIT作業を終えたStudie BMW M6は、Jorg選手のドライブでコースに復帰。上位陣が前後してルーティンのPITを終えた時には、ポジションを5番手まで上げた。Jorg選手はその後も安定したペースで第2スティントの周回数を消化。62周目には先行マシンのPIT作業でポジションを4番手まで上げた。しかしその直後、今度はStudie BMW M6にタイヤに起因するバイブレーションが発生。チームは予定を10周近く早め、65周目に2度目となるルーティンのPIT INを実施。Jorg選手は後を荒選手に託し、マシンを降りた。
荒選手はコースに戻ると、順調なペースでラップを刻んだが、路面温度が下がり始めると、そのペースもダウン。荒選手は予定より増えた周回数を走りきる為、グリップダウンしたタイヤをマネジメントしながらその後も周回を重ねた。Studie BMW M6は、全ての先行マシンがPIT作業を終えた時点8番手から、ポジションを一つ上げ、7位完走でレースを終えた。