MotoGPに参戦するチーム・スズキ・エクスターは、第5戦フランスGPに負傷欠場中のアレックス・リンスの代役として、シルバン・ギュントーリを起用することを発表した。
第3戦アメリカGPで左手首を骨折したリンスは第4戦スペインGPを欠場。スペインGPにはスズキのMotoGPテストライダー、津田拓也が代役で参戦する。
津田はグランプリ後の月曜日から行われるへレステストにも参加。ギュントーリは火曜日から合流し、津田の後を引き継いでテストに参加し、リンスが完治するまで代役を務めるようだ。
代役参戦が決まったギュントーリは、35歳のフランス人ライダー。2007年から2008年までMotoGPクラスに参戦。2009年からはスーパーバイク世界選手権(SBK)に参戦し、2014年にSBKチャンピオンを獲得した。
2017年はブリティッシュスーパーバイク選手権(BSB)にベネッツ・スズキから参戦している。
代役参戦が決まったギュントーリは「まず、すばらしい機会を与えてくれたスズキに感謝したい」と次のようにコメント。
「フランスのファンの前でレースをするだけでなく、世界で最も速いレーシングマシンのひとつであるGSX-RRに乗ることができる。とてもエキサイティングだ」
「MotoGPマシンとミシュランタイヤに適応することは非常に難しい課題だろう。火曜日のテストは、GSX-RRを理解するための時間になる」
「最後に、アレックス(・リンス)が回復することを祈っているよ」