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アロンソのオーバル初走行にアンドレッティが太鼓判。「インディ500本番でかなりの強さを発揮するはず」

2017年05月04日 09:32  AUTOSPORT web

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インディ500参戦のフェルナンド・アロンソが初のオーバルテスト。チームオーナーのマイケル・アンドレッティが立ち会う
フェルナンド・アロンソのインディカー初テストに立ち会った、アンドレッティ・オートスポートのチームオーナー、マイケル・アンドレッティは、この日の走行は完璧であり、初のインディ500参戦に大きな期待を持てると語った。

 マクラーレン・ホンダのアロンソは、今季F1モナコGPを欠場し、同日に決勝が開催されるインディ500に挑戦することを決めた。このプロジェクトをアンドレッティ・オートスポートがサポート、アロンソはマクラーレン・ホンダ・アンドレッティのエントリーで参戦する。

 3日、アロンソはインディアナポリス・モータースピードウェイでプライベートテストを行い、ルーキー・オリエンテーションを完了、一日を通して合計110周を走行、222.548mphを記録した。

「彼は完璧な仕事をした。やるべきことをすべて成し遂げ、(ルーキー・オリエンテーション・プログラムの)3つのフェーズをこなした」とアンドレッティ。

「(走行の合間に)彼はデータをチェックしている。走行中のフィーリングとデータを見比べているのだ」

「(オーバル走行について)もう理解している。彼は世界一レベルのドライバーであり、そうみなされている理由が分かる」

「ラインを調整しながら走り、1周1周変更しながら感触をつかんでいる」
「少しアンダーステアだったが、アンダーステアに対応してラインをアジャストした。彼は本物だ」

「彼はいろいろなことを試していた。少しペースが遅いかと思うと、次のラップにはペースを戻し、うまくやっていた」
「今月(のインディ500で)、かなりの強さを見せつけると思う」

 アンドレッティは、最初にアロンソのインディ500参戦をサポートするという役割を打診された時には、あまりに大きな出来事に驚いたが、チームにとって最高のチャンスとみなして引き受けたと語った。

「(マクラーレンのエグゼクティブディレクター)ザック(・ブラウン)と(インディカーCEO)マーク・マイルズから電話を受けた時、『オーケー。どうやって対応するか分からないけど、やってみよう。方法を見つけよう』と答えた」とアンドレッティ。

「あまりにも大きな出来事だ。マクラーレンと提携し、フェルナンドのようなドライバーが我々とともに走るというのは、チームにとっては重大事件だ。しかし素晴らしいチャンスであり、これを逃がすわけにはいかなかった」