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スーパーGT第2戦富士:「開けてビックリ玉手箱だった」GT300ポールポジション会見/谷口信輝&片岡龍也

2017年05月03日 19:23  AUTOSPORT web

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2017スーパーGT第2戦富士 GT300ポールポジションを獲得したGOODSMILE RACING & TeamUKYO
5月3日、富士スピードウェイで行われた2017年のスーパーGT第2戦で、スーパーGT300クラスのポールポジションを獲得したグッドスマイル 初音ミク AMGの谷口信輝と片岡龍也が、予選までの流れを振り返り、決勝への意気込みを語った。

グッドスマイル 初音ミク AMG
谷口信輝
「片岡(龍也)選手スイマセン、僕がQ2いっちゃって(笑)。朝の走行では片岡選手がニュータイヤで走り、僕は中古(タイヤ)で走っていたので、僕がQ1を通過して片岡選手がQ2、というのがセオリーでしたが、練習走行のタイム差が15位までコンマ5秒という接戦だったので、確実にQ1を突破するために(ニュータイヤを試している)片岡選手にQ1を走ってもらいました」

「Q1でマシンの感触が良いところに、さらにアジャストを加えたりして、ポールポジションが獲れたことを非常に嬉しく思います。2011年以来(のポールポジション)ということで、ポールポジション会見ってこんな感じだったかな、カメラマンさんも多くていいものだな、って思っています」

「開幕戦の岡山はコースが自分たちのクルマに合ってしました。富士に来ると富士に合ったキャラクターのクルマが多いだろうと考えていましたので、『自分たちは何番目だろう?』とも思っていたのですが、開けてビックリ玉手箱、でしたね。(この結果は)ヨコヤマタイヤがもたらしてくれたものだと思います。僕の腕じゃないと思います(笑)」

「明日は500kmレースでピットストップが2回あります。我々のマシンは(燃費的に)ピット時間が短い方ではないので、片岡選手に20分くらいリードしてバトンタッチしてもらえればいいんですね。とにかくいい位置からのスタートなので、また明日、ここで優勝会見ができたらいいなと思います」

片岡龍也
「まずポールポジションが獲れて嬉しいですけど、Q2を走りたかった(笑)。実は練習走行の走り始めの段階では手応えがなくて、苦戦を予想していました。Q1突破も難しいかもしれないくらいの感触でしたが、(チーフ)エンジニアの河野(高男)さんに言いたいことを言って、クルマをいじってもらったら、予選になって感触が良くなったんです」

「Q1で2番手になって、Q2も面白いんじゃないかと思って見ていたんですが、見事にポールポジションが獲れて非常に嬉しいです」

「(今季の出足の好調ぶりは)タイヤがいいことも大きいですし、チームとエンジニアが2年目のAMG(メルセデスAMG GT3)をより分かってきていて、スイートスポットに入ってきつつあるんだと思います」

「ポールポジションで一番優勝に近いとはいえ、レース距離が長いですから、多少有利なだけだと思っています。足掛け14年やってますが、実はポールポジション(スタート)が初めてみたいなので、そこにビックリしています(笑)。明日は、(ポールよりも)慣れた優勝をしたいと思います」