5月3日、富士スピードウェイで行われたスーパーGT第2戦富士の公式練習で、GT300クラスに参戦するRUNUP GT-Rがクラッシュを喫し、セッションは赤旗中断となったが、ドライブしていた田中篤に怪我はなかったという。
RUNUP GT-Rは今回の第2戦に柴田優作/田中篤/青木孝行というトリオで参戦していたが、午前9時からの公式練習開始から1時間9分というところで、田中がドライブしていたRUNUP GT-Rはメインストレートで左リヤタイヤがバーストしてしまい、ピットロード出口側のガードレールにリヤからクラッシュしてしまった。
2012年にティム・ベルグマイスターが負傷したART TASTE PORSCHEが見舞われたような状況のクラッシュに、公式練習は即座に赤旗中断。田中の救助が迅速に行われることになったが、TOMEI SPORTSによればマシンはガードレールに跳ね返った形になり、田中に怪我はなく元気だという。
とは言えリヤエンドを大きく破損してしまったRUNUP GT-Rだが、現在マシンは小山町内にある東名スポーツに運ばれ、修復について検討されている状態だという。第2戦の決勝に間に合うかどうかは分からない状況だが、5月20~21日の第3戦オートポリスはRUNUP SPORTSにとっては地元戦。「オートポリスにはなんとか間に合わせたい」とのことだ。