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アノ“気化熱”を活用した超エコなパーソナル加湿器&クーラーがパワーアップして帰ってきた!

2017年05月02日 11:33  Techable

Techable

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以前紹介した、水の特性を活用した加湿器&クーラー「Evapolar」が、パワーアップして帰ってきた。その名も「Evapolar 2」。

コンパクトなデザインのパーソナルエアコンに、アプリケーションコントロール、スマートホームと連動する機能が追加され、さらに便利に。
・水が蒸発するときの“気化熱”を利用
ユーザーは温度と湿度レベルを調節するだけで、後はお任せ。自然界の“気化熱(水が蒸発するときに周囲の熱を吸収する性質)の仕組み”を利用した空気冷却法という、エコな方法で空気を冷やしてくれる。

「Evapolar 2」に用いられている特許技術の“蒸発パッド”には、無機性物質が使われており、バクテリアが増殖し、拡散する心配はない。

この“EvaBreeze”に含まれるミネラル物質は非常に親水性が高く、大量の水を吸収することができる。水を使った仕組みなので、クーラーおよび加湿器にもなるというわけだ。
・省エネでエコフレンドリー
今回の新バージョンは、旧品と比べて23%パフォーマンスが向上したという。

有毒物質を発生させることもなく、たった10ワットの電力だけで動作するため、省エネにもなる。ちなみにこのパッドは生物分解性があるので、環境への影響も少ない。

使い方はとてもシンプル。ユーザーはまず、取り外し可能な水タンクを水で満たし、「Evapolar 2」の電源をオンにするだけ。すると5~10分もすれば、カートリッジが水を大量に吸い上げ、冷却パッドに水が染み渡る。パッドを空気が吹き抜け、内蔵のファンが冷たい空気を3~4平方メートル周囲に拡散する手助けをしてくれる。

カートリッジにはマイクロチップがつけられていて、交換時期を知らせてくれるので便利だ。およそ6ヶ月に1度の交換がメド。USBで接続するタイプなので、PCやラップトップにつないで、ポータブルに活用することもできそうだ。
・専用アプリ、スマートホームとの連動も
また、新バージョンでは専用アプリケーションを用意。スマートフォンでコントロールが可能になり、スイッチオフタイマーやディレイスタート設定などができるようになった。

Google Home、Amazon Alexa、Samsung Smart Things、Apple Home Kitといったスマートホームプラットホームとの連動ができるようになったのも便利。

現在、クラウドファンディングサイトIndiegogoで出資を受付中で、すでに目標金額5万ドル(約560万円)の3倍超えを達成している。早期予約価格179ドル(約1万9700円)+配送料金~。

Evapolar 2