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SFスリラー『ディストピア パンドラの少女』予告映像 ハングリーズが襲いかかる恐怖シーンも

2017年05月02日 11:22  リアルサウンド

リアルサウンド

(C)Gift Girl Limited / The British Film Institute 2016

 ドラマ『シャーロック』シリーズのコルム・マッカーシが監督を務めた『ディストピア パンドラの少女』より、予告映像が公開された。


(参考:『ディストピア パンドラの少女』予告映像


 本作はM.R.ケアリーによるSF小説『パンドラの少女』を、ケアリー自身が脚本を手がけ実写映画化したSFスリラー。真菌のパンデミックにより、ほとんどの人類がハングリーズ(飢えた奴ら)と化し、残った少ない人々は安全な壁に囲まれた基地で生活している近未来。イングランドの田舎町ではウィルスと共生する“二番目の子供たち(セカンドチルドレン)”への研究がおこなわれており、その子供たちから“ワクチン”を作り出そうと模索していた。ある日その子供たちの中に、知能を持った奇跡の少女メラニーが現れる。


 主人公・メラニーを演じたのは、500人を超えるオーディションで選ばれた新人セニア・ナニュア。本作でシッチェス映画祭の女優賞を獲得した他、英国インディペンデント映画賞、ロンドン批評家協会賞、エンパイア賞などで新人賞にノミネートされた。『007/慰めの報酬』のジェマ・アータートン、『マリリン・モンロー 瞳の中の秘密』のグレン・グローズが脇を固めている。


 公開された予告映像では、施設が攻撃を受け、命からがら脱出をしたメラニーたちはその後荒廃した街を彷徨うシーンが描かれている。今にも襲い掛かってきそうなハングリーズたちの合間を縫って歩く緊張感を与える場面のあと、ハングリーズに狙われないからと自ら危険な選択をするメラニーの決意と共に映像は幕を閉じる。


(リアルサウンド編集部)