日中韓の現代美術が集結「アジア回廊」に草間彌生や蔡國強ら25組が参加

日中韓の現代アーティストを紹介する大規模現代美術展「アジア回廊 現代美術展」（以下、アジア回廊）が8月19日から10月15日までの期間、二条城と京都芸術センターの2会場で開催される。

　「アジア回廊」は美術館における従来の展覧会などとは異なり、巡り歩くこと自体を楽しむことができるようなイベントにするという。世界文化遺産でもある主会場の二条城では建物や庭園がほぼ回廊式・回遊式に連なるように配置されている環境を活かし、観客もその広大な城域の各所に展示された作品群をループ状に巡り歩いて鑑賞するスタイル。アーティスティックディレクターを美術評論家で詩人の建畠晢、キュレーターを京都芸術センター チーフプログラムディレクターの山本麻友美と森美術館アソシエイトキュレーターの徳山拓一が担当する。参加作家は草間彌生やツァイ・グオチャン（蔡國強）をはじめ、チェ・ジョンファ、宮永愛子など全25組。建畠は「先端的、実験的な表現と重厚な伝統の厚みとの共存は、京都で開催されるプロジェクトでなければありえない、不思議な雰囲気を醸し出して私たちを魅してくれるでしょう」とコメントしている。
■東アジア文化都市 2017 京都「アジア回廊 現代美術展」期間：2017年8月19日（土）～10月15日（日）会場：二条城、京都芸術センター時間：二条城会場 8:45～17:00（最終入城 16:00）なお二の丸御殿台所・東南隅櫓は 9:00～16:45　　　※休城日は要問合せ　　　京都芸術センター会場 10:00-20:00 ※会期中無休料金：二条城会場 前売400 円～（一部エリアは無料）※二条城の入城料は別途必要　　　京都芸術センター会場 無料 ※やなぎみわ公演など、有料イベントは別途イベントごとに参加料金が必要
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