4月30日、富士スピードウェイで『モーターファンフェスタ2017in富士』が行われ、朝から多くのモータースポーツ、クルマ好きが集まり、2万2757人がイベントを楽しんだ。
今年で2度目の開催となる『モーターファンフェスタ』は富士スピードウェイ全域を使って試乗会やレーシングマシンの展示、デモランなどが行われ、老若男女問わずクルマとモータースポーツを身近に体感できるイベント。
今年の目玉は、計100台の試乗車が集結して行われた『“試乗”最大のクルマ祭り』。メーカーの垣根を越え、同じジャンルのクルマを乗り比べられるほか、ホンダNSXなど憧れのプレミアムカーでの同乗試乗を楽しめるとあり、大きな注目を集めた。
30日は晴天に恵まれたこともあり、富士スピードウェイには入場開始時刻前から多くのファンがサーキットに集結。
そのため入場開始が1時間早められた上、午前中の試乗会は9時の受付開始から1時間足らずで枠が埋まるほどの盛況ぶり。午後の部も13時の受付開始1時間以上前から列ができるほどの人気だった。
そのほか、パドックエリアには国内外の自動車メーカーやタイヤメーカー、アフターパーツメーカーなどがブースを展開。搭乗体験など家族連れでも楽しめるイベントが多く、賑わいをみせていた。
■モータースポーツファン必見のコンテンツも多数。フェラーリ599xxのデモランも
そしてモータースポーツファンならば見逃せないコンテンツがフェラーリF310やフェラーリ599xx、マツダ787Bなどによるエキシビションだ。
特に599GTBフィオラノをベースとしたサーキット専用車である599xxは、世界で30台しか作られていない上、ショーで展示されることもまれ。そんなプレミアムな1台がデモランを披露するとあって、来場者は熱い視線を送っていた。
また、富士のストレートに80台以上の名車や旧車が集う『スーパーグリッドウォーク』は、普段は見ることのできないクルマを間近に見られる上、参加無料ということもあって、レースウィークのような活況をみせた。
そのほか、バイクの試乗会やパレードラン、富士スピードウェイのヘアピンを使ったD1エキシビジョンなども行われ、来場者は1日を通してイベントを楽しんでいた。