トップへ

ザウバーF1「ホンダとのパートナーシップは成功へのカギになる」

2017年04月30日 17:12  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

ザウバーC36・フェラーリに乗るパスカル・ウェーレイン
ホンダは4月30日付けで、2018年から現在のマクラーレンに加え、ザウバーF1にもパワーユニットを供給することを正式発表した。ザウバーは、ホンダとの新たな契約によって将来の成功の道筋が見えてくるとして、大きな期待を示している。

 ザウバーは、F1参戦25周年という節目の年にホンダと2018年からの新たなテクノロジカルパートナーとしての契約を結ぶことになり、喜ばしいと述べている。



「来季よりホンダと共に戦えることは、ザウバーF1チームにとって非常に光栄なことです」とチーム代表モニシャ・カルテンボーン。

「チームの再編成が進んでいることは、オーナー交代のみならず、このホンダとのテクニカルパートナーシップからも明らかです。この『新エンジン時代』に新たなマイルストーンを加えて戦うことを大変心待ちにしています」

「そしてもちろん、これからも新たなチャンスを模索していきたいと思います。チームは、戦略的視点からも技術的視点からも将来の成功への道筋を示すことになる、ホンダとのパートナーシップを大変楽しみにしていますし、このパートナーシップの実現に導いてくれたホンダに感謝します」

 ザウバーは、現パートナーであるフェラーリに対する感謝の言葉として、「好調な時期も難しい時期もあったが、長年協力関係にあったフェラーリに感謝したい」と述べた。
 長年フェラーリエンジンを搭載、今年は昨年型のフェラーリ・パワーユニットを使用しているザウバーだが、最近では良好な関係が失われつつあるとも言われていた。チームは財政難に長く苦しんできたが、昨年、新オーナーの下で体制の立て直しがスタート、その一環として、パワーユニットの変更が行われることになる。