2017年F1ロシアGPの土曜予選で、ハースF1のロマン・グロージャンは20位、ケビン・マグヌッセンは14位だった。ハースは金曜はカーボン・インダストリーのブレーキを試したものの、土曜以降はブレンボに戻すことを決めた。
■ハースF1チーム
ロマン・グロージャン 予選=20位
昨日の午前中からずっと、マシンにはまったく満足していない。何かが正しく機能していないうえに、今日は最後のアタックでタイムを更新しようとしている最中にイエローフラッグが出た。イエローフラッグに関しては何らかの解決法が必要だと思う。3戦にわたってハースの少なくともどちらかのマシンが、最後のアタックでイエローに引っ掛かってチャンスを失っているんだから。ちょっと多すぎると思う。
ケビンはマシンにかなり満足しているのに、僕はそうじゃない。マシンが望むように動いてくれないんだ。明日のレースは本当に厳しくなると思う。
ケビン・マグヌッセン 予選=14位
序盤3戦に比べて、今週末は苦戦している。でも今日の14番手というのは、完璧ではないにしても、僕に可能な最大限な結果だったと思う。完璧なラップを走れていれば11番手も可能だっただろう。11番手までの差は本当にわずかだ。たぶん、誰もパーフェクトなラップは走れていないんじゃないかな。こういうこともあるさ。僕らにとっては、このグループに入れたことはまずまずの成果といえるだろう。
今週末は少し不運に見舞われていて、週末の間にブレーキを(以前のものに)戻さなければいけなくなったりしたけれど、このマシンはレースでは力を発揮すると思う。1コーナーをうまく切り抜けて、良いレースを走れるといいね。