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セレーナ・ゴメス、制作に関わった“ティーンの自殺をめぐるドラマ”への批判に反論

2017年04月30日 11:24  Techinsight Japan

Techinsight Japan

セレーナ・ゴメス、自殺がテーマのドラマを擁護
難病ループス(全身性エリテマトーデス)を患い、そのせいで体調不良のみならず精神的な落ち込みにずいぶん苦しんだというセレーナ・ゴメス。そのためしばしの休養を経て業界に復帰したセレーナは、話題の小説のドラマ化企画にプロデューサーのひとりとして参加したのだが、内容が高校生の自殺を扱うものだったことで視聴者から「自殺を誘発する内容では?」「自殺を美化する内容になっている」という批判が噴出した。それに対し、セレーナは自身の考えを明らかにしている。

このほどセレーナ・ゴメスが『AP通信』の取材に応じ、ドラマ『13 Reasons Why』が「自殺を美化するもの」「自殺を誘発する可能性もある」といった批判についてこう反論した。

「私達は、原作に限りなく近づけてドラマを制作したの。美しい悲劇よ。複雑でサスペンスの要素もある。そういう内容を私達は望んでいたの。」
「批判はどうしたって避けられないモノよ。自殺は話しにくいテーマだし。」

自殺に至るまでの理由を少女が13本のテープに残すという同ドラマは、内容も一部過激とあって反響は非常に大きいもよう。自殺未遂を繰り返した過去のある故マイケル・ジャクソンの長女パリス・ジャクソンも、最近になってこのようにインスタグラムに感想を綴っている。

「イジメをしている人達には、どんなに言葉や行動が人にインパクトを与えるか伝えることができる。そういう意味では素晴らしいドラマよ。」

「ただ、このドラマを見ることは(自殺を)誘因する可能性もあると思う。見ると暗い気持ちになってしまうかもしれない。もし今、悩み苦しんでいるのならこのドラマは見ないで。でも見ても平気だというのなら、見ればいい。」

なかなかヘヴィーな内容だが、一部のファンはこれに共感し大変高く支持しているもよう。精神的な落ち込みに苦しんだ過去のあるセレーナも自信を持ってプロデュースにあたったドラマだけに、内容はかなり濃い。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)