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「すね毛」はイヤ! “下半身”にも取り入れたいクールビズ、オシャレなパンツ丈は?

2017年04月29日 16:23  Techinsight Japan

Techinsight Japan

短すぎないパンツ丈でクールビズを
室温28度で快適に過ごせる軽装や取り組みを促す「クールビズ」が2005年に導入されてから12年。環境省によるとクールビズの認知率は約9割と社会的にも定着しているという。今年も昨年と同様、5月1日から9月30日まで実施されるクールビズを目前に控え、20歳~49歳までの働く男女500名を対象に「クールビズに関する実態調査」が実施された。クールビズに対して世間ではどのような印象を持っているのだろうか。オススメスタイルについても考えてみたい。

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夏場にスーツにネクタイを締め汗だくで外回りをしている人々。軽装に踏み切れないのは、ビジネスマナーに配慮してのことだろう。ところが、クールビズを取り入れている異性について印象を聞いたところ、1位「カッコいいと思う(25%)」、2位「清潔だと思う(22.6%)」、3位「新しいと思う(18.6%)」のトップ3が多くの票を集め、「礼儀がなっていないと思う」はわずか0.4%だった。他にも「仕事ができそうだと思う(7.2%)」「礼儀正しいと思う(5.0%)」が、ネガティブな意見を上回っており、クールビズはおおむね好印象だということが分かった。


実際のところ、汗を流して働くのは周りをドン引きさせてしまうことも。今回の調査では6割の人が「仕事中に汗まみれの異性を見て、引いてしまったことがある」と回答した。具体的なエピソードでは、「打ち合わせ時に汗が流れていた時、印象が悪かった」「プレゼンしている最中、前の人の資料が汗でにじんでいた。それを次に渡されたとき気持ち悪かった」「私に提出した書類に部下の男性の汗が垂れたことがあって、ちょっと引きました」とビジネスの場での汗は、ときにマイナスイメージにつながったり、相手を不快にさせてしまうようだ。


上記のことを鑑みれば、積極的にクールビズを取り入れていきたいところ。クールビズと聞いて思い浮かぶスタイルは、ノーネクタイ、ノージャケット、半袖シャツと上半身にまつわるものが多い。そこでクールビズを一歩進めて、次に下半身も涼しくしてみてはいかがだろうか。「クールビズとして導入する際にオシャレと感じるズボンの丈」について質問したところ、「アンクル丈(9分丈)」が59.6%とトップになった。意見としては「すね毛が見えない程度の長さがいい」「不必要に丈の短いパンツで露出が多いと、 クールビズというよりプライベート寄りのカジュアルな印象が強く、配慮に欠けると感じてしまう」「あまりラフなデザインだとマナー違反だと思う」「あまりに短いものは格好が悪い」などがあり、まとめると「すね毛」「短すぎる丈」「ラフ過ぎるデザイン」はNGという結果が出た。


今回の調査を実施したそごう・西武では、「-5cmへの挑戦」というコンセプトで、「くるぶしクールビズ」の特設サイトをオープン。さまざまな「くるぶしクールビズ」を取り入れたコーディネートパターンや「くるぶしクールビズ」をサポートするアイテムなどを紹介している。今年は単に涼しいだけでなく、トレンドやカッコよさを意識した、まさに“Cool”なクールビズを目指してみてはいかがだろうか。
(TechinsightJapan編集部 高沢みはる)